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「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」のモー娘。’19、ロッキング・オン渋谷社長唸らせる【連載:アキラの着目】

ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・モーニング娘。’19(リーダー・譜久村聖=22)が、8月10日茨城県ひたちなか市で開催された国内最大級の音楽フェスティバル『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』(ロッキン)に昨年に続いて出場し、またもや話題となっている。

モーニング娘。’19の登場前に、同フェスを企画制作するロッキング・オンの渋谷陽一社長が登場。

渋谷陽一社長は、これから登場するモーニング娘。’19を「去年のステージ、彼女たちは本当に鮮烈な印象を残してくれました。なにがすごかったかと言えば、彼女たちはロックフェスだからと言って、ロック仕様になったわけでなくて、いつも通りのパフォーマンスを行った。そしてあれだけの熱狂を繰り広げてくれたわけです。まさに、モーニング娘。をこのフェスは発見したわけです」、「今日ここで集まっているみんなは、LAKE STAGEからGRASSという巨大なステージになった時のモーニング娘。をなんとか勝たせたいという人たち、そして彼女たちの勝利を目撃したいという人たち、そういう人たちでこれだけの人が埋まっています。勝たせたいじゃないですか!」と紹介しながら観客に呼びかけた。

そんな今年のモーニング娘。’19は、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』で最大の広さを誇るGRASS STAGEにてトップバッターとして登場。

それというのも、昨年の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』における灼熱の40分間パワフルなステージが「体力オバケ」と話題になったことから、ステージの”火付け役”として抜擢されたのだった。

1曲目の「みかん」は、石田亜佑美(22)による「盛り上がっていくぞ!」のシャウトとともにスタート!

彼女らの前には、モーニング娘。過去最大規模の、ノリノリで拳を天高く突き上げた6万人の観客が。

3曲目の「I surrender 愛されど愛」は、当初セットリストになかったものの、「メンバーが(関係者に)直談判して入れてもらいました」(リーダー:譜久村聖)からこそ、思いのこもった一曲となり、さらに観客のボルテージは上昇したのだった。

手拍子で観客を誘導した「恋愛レボリューション21(updated)」や近年のライブ人気曲「泡沫サタデーナイト!」など新旧のヒット曲を持ち時間ギリギリまでめいいっぱい詰め込んだセットリストの中でもとりわけ「LOVEマシーン(updated)」は観客の熱量が最高潮となり、モーニング娘。’19と観客のシンクロナイズなパフォーマンスが圧巻だった。

後半戦では最新シングル曲「青春 Night」から「Are you Happy?」、安定感のある「わがまま 気のまま 愛のジョーク」、小気味良いメロディの「What is LOVE?」といったナンバーで観客を盛り上げ、ラストはモーニング娘。’19メンバー全員による「ここにいるぜぇ!」の力強いタイトルコールが轟いた。

『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』でのモーニング娘。'19
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』でのモーニング娘。’19

終わってみれば、ほぼ休むことなく、昨年より10分多い50分間のステージで全14曲を全力のパフォーマンスで完遂させたのだった。

ステージ終了後、SNSには『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』の来場者から「モー娘。軽い気持ちで見たら衝撃ヤバイ!泣いた」、「最高にエモかったし、メンバーの名前わからんけど可愛い子もいて推しが増えそうだ」等の投稿が、さらに、来場できなかったファンからも「最高のセットリスト!」、「来年はGRASS STAGEで観たい!」という熱きコメントが集まり、大きな反響を呼んだ。

こうしたモーニング娘。’19のステージが、ロックミュージシャン主体の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』で爆反響した理由について音楽関係者はこう語る。

「下手にロックミュージックに寄せずに“ザ・アイドル”の王道路線で、自分たちのやってきたことを貫いたことが勝因じゃないでしょうか」、「こういうフェスに集まるお客さんは耳が肥えている。小手先のアレンジじゃ通用しないし、そもそもロックの精神とは『自分を貫くこと』から始まる」

アイドルだからロックミュージシャンのように心を揺さぶることができない、ということは決してなく、それを見事に『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』で証明して見せたモーニング娘。’19は今後も目が離せぬ存在であり続けるだろう。

■「体力おばけ!?」NON’ STOP!! RIJ モーニング娘。’19

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

この曲は○○のオマージュだ!(ハロプロ編)【連載:アキラの着目】

モーニング娘。『LOVEマシーン』 YouTubeから引用

1.モーニング娘。『LOVEマシーン』は、Deep Purple『Burn』のオマージュだ!

モーニング娘。『LOVEマシーン』は、Deep Purple『Burn』のオマージュであるというのは、最近になってから、比較的わかりやすいかと。

というのも、Deep Purple『Burn』が一時期タマホームのCMに起用されたので、テレビ視聴者であれば、「ああ、あのメロディの曲か」と聴き覚えがあるはずだからだ。

そのわかりやすいオマージュ部分はというと、Deep Purple『Burn』のイントロと、モーニング娘。『LOVEマシーン』の歌い出し「あんたにゃ もったいない (fu-fu-)♪」で、ほぼメロディラインが同じなのだ。

■Deep Purple『Burn』

■モーニング娘。『LOVEマシーン』

聴いてみていかがだろうか?

実は、モーニング娘。『LOVEマシーン』は、Deep Purple『Burn』をオマージュしていたのだ。

2.モーニング娘。『女子かしまし物語』は、ドリフターズ『ズンドコ節』のオマージュだ!

モーニング娘。『女子かしまし物語』とドリフターズ『ズンドコ節』もかなりわかりやすい。

ドリフターズ『ズンドコ節』の「ズンズンズンズンズンズンドコ♪」のメロディを、モーニング娘。『女子かしまし物語』が明るくオマージュしているのだ。

『女子かしまし物語』の歌い出し直前におけるイントロ部分がクリソツなのだ。

幼少時にドリフターズを観て、影響を少なからず受けた世代のつんく♂氏が作曲しているのだから、オマージュしていることは想像に難くない。

■ドリフターズ『ズンドコ節』

■モーニング娘。『女子かしまし物語』

歌っているのがおっさん連中、かたやもう一方は20歳前後の女の子たち。

その差が曲のイメージの差となって、明暗が異なるのだが、オマージュしているのはおわかりかと。

3.黄色5『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』は、Earth, Wind & Fire『Boogie Wonderland』のオマージュだ!

Wind & Fire『Boogie Wonderland』の歌い出し「Dance, boogie wonderland. Ha, ha, dance Boogie wonderland」以降からの部分を黄色5『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』がオマージュしている。

ただし、メロディラインは異なるが、曲調や展開が影響を受けているっぽいのだ。

R&B/ソウルの『Boogie Wonderland』に対し、黄色5『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』はそこまでの深みはないが、若い女の子たちが軽やかに踊れるくらいの薄さに仕上げた感じなのかなと。

■Earth, Wind & Fire『Boogie Wonderland』

■黄色5『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』

しかし、これはわかりにくいオマージュの実例(!?)かなと。

という具合でニッポンニュースでは「この曲は○○のオマージュだ!」という曲を3つ挙げてみた。

「いやいや、こんなのよりももっと良いオマージュの例を知ってまっせ!」という人は大歓迎なので、ぜひFJ時事新聞・ニッポンニュースまで情報をどうぞ送って下さい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099