雪国の風物詩ともいえる雪合戦。
積雪の白い平原で、手ごねした雪玉を相手めがけて投げ合うのは、誰しも経験があるはず。
しかし、そんな白い平原でしない雪合戦もあるのだ。
それが室内で行なうインドア雪合戦だ。
インドア雪合戦とは、体育館内のコートに設けられたシャトーやシェルターと呼ばれる木製の壁に身を隠しつつ、雪玉に見立てた、ストローパイプが詰められたお手玉を相手めがけて投げ合う”雪合戦”だ。
1チーム5人制で行ない、相手コート内に立つフラッグを奪ったり、相手選手にお手玉を的中させて、勝敗を競い合うのだ。
今冬では11月26日(日)9時15分から札幌市中央体育館にて「第16回中央区インドア雪合戦大会」(主催:札幌市中央区スポーツ推進委員会・札幌市中央区)が開催され、札幌市中央区内の小学生15チーム約120人が参加した。
インドア雪合戦をすることによって、チームスポーツの楽しさやチームワークの大切さを遊びながら学ぶことができるのが、この競技の良いところだ。
選手としてプレイするのも楽しようだが、観るだけでも楽しいようで、「もっと前に出ろ!」、「シェルターのすぐ上を狙え!」という大きな声援が体育館内を飛び交っていたとのことだ。
雪がない地域でも楽しめるインドア雪合戦は、まだまだ競技人口が増える可能性を秘めている。