久々の「FJ時事新聞おすすめ名城」は、以前に筆者が訪れた際の写真で岡山城を紹介する。
1570年(元亀1)宇喜多直家が金光宗高を滅ぼし、南北朝時代に造られた石山城(後の岡山城)を手に入れ大改修に着手、その後、嫡男・秀長が豊臣政権下57万石の大名となり、豊臣秀吉の全面的協力のもと1590年(天正18)、新規の築城と城下町の整備を開始し、1597年(慶長2)に五重六階の望楼型天守の城が完成、城名を石山城から岡山城と改めた。
ちなみに岡山城は、別名「烏城(うじょう)」、「金烏城(きんうじょう)」ともいわれる。
岡山城の近辺には多くの駐車場があるが、濠そばの駐車場が良いだろう。
というのも、この駐車場だと大手門跡に近く、岡山城を攻め入る感覚に浸れるからだ。
大手門跡を抜け、右折すると、広々とした空間が出現する。
しばらく左に石垣を観ながら歩くと、階段が出現するので上がると、不明門(あかずのもん)に。
いきなりこの不明門をくぐってもいいのだが、今すぐにはくぐらずに、中段にある月見櫓や石垣の高さを確認しよう。
月見櫓や石垣の高さ、周辺の景色を確認したら、先ほどあえて避けた不明門をくぐる。
すると、そこは本段(いわゆる本丸)となり、漆黒色の重厚な岡山城天守が現れる。
末広がりで縁起が良さそうなフォルムの岡山城天守の中に入り、天守最上階まで登ると、眼下には隣の日本三大庭園の1つ・後楽園を観ることができる。
天守からの眺望を堪能した後は、廊下門を抜けると、先ほど本段から眺めたのとは異なる角度の岡山城天守がお待ちかねだ。
後楽園側から観た岡山城もしっかりと存在感を醸し出しており、城巡りの際は様々な方角・角度から天守の顔を観るべきだ。
なお、前述した後楽園が、岡山城とは旭川を挟んで対峙する位置にあるため、岡山城と併せて後楽園を観光しよう。
現在は緊急事態宣言発令のため、岡山城は観覧できるのかどうか、またそもそも訪れるのは自粛すべきだが、緊急事態宣言が解かれたら、ぜひ訪れてみるべし。
■岡山城 | 日本100名城ガイド
https://www.100finecastles.com/castles/okayamajo/https://www.100finecastles.com/castles/okayamajo/
■岡山城(OKAYAMA CASTLE)|岡山市
http://www.city.okayama.jp/kankou/midokoro/shisetsu/okayamajo/ujo/http://www.city.okayama.jp/kankou/midokoro/shisetsu/okayamajo/ujo/
■岡山城(烏城)|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!
https://www.okayama-kanko.jp/spot/10002https://www.okayama-kanko.jp/spot/10002
■岡山城天守閣(烏城) – おかやま観光コンベンション協会
https://okayama-kanko.net/sightseeing/sightseeing_area.php?id=32https://okayama-kanko.net/sightseeing/sightseeing_area.php?id=32