力ずくで領土を奪い、我こそは天下を手中に収めんとそれぞれが覇権争いをしていた戦国時代。
手柄をたてた家来は褒美として新たな領地をもらい、次なる敵を倒すモチベーションになっていたのだが、尾張の戦国大名・織田信長は従来の殿様とは異なる褒美を家来にあげていた。
それが茶器だ。
戦いに明け暮れている武士は、そもそも貴族のような文化的素養がないので、戦いの褒美で茶器をもらっても、最初のうちは茶器の良さを理解できなかった。
しかし、主君の織田信長は茶器の良さを理解し、侘び寂びも知っているのだから、自分も理解していないと家来として失格だ。
そんなふうに思ったとしても決して不思議ではなく、実際に織田信長の家来たちや、他の戦国大名は織田信長に倣えで皆、茶器に傾倒するようになっていったのだ。
その戦国時代の茶器を語る上で外せないのが、「茶聖」と称せられた千利休だ。
戦国時代に終止符を打った後の天下人・豊臣秀吉の側近であり、「影のフィクサー」的存在でもあった千利休は、豊臣秀吉以外の大名たちに対しても影響力を持っていたのだ。
千利休が目利きして高評価を付けた茶器は、たちまち価値のある茶器となり、多くの大名たちがその価値ある茶器をフライングゲットしようとあの手この手で奔走していたくらいだ。
それらの茶器は令和の現在でも存在しており、とても一般人が手の出せる代物でないことは相変わらずだ。
ところが、一般人でも手の出せる千利休の茶器もあるのだ。
それがガチャガチャでゲットできる「戦国の茶器四 利休の章」だ。
実物ソックリに再現された利休の茶器のミニチュアで、たったの300円で手に入るのだ。
年に一作しかリリースできないという「戦国の茶器」シリーズの最新作が先ごろ発売されたばかり。
シリーズ最新作「戦国の茶器四 利休の章」は、千利休の木像を中心とし、利休が愛した花入れ、蒔絵茶入れ、等々、さりげない「究極の美」を体現した一品ばかり。
本物を手に入れるのは至難の業だが、ソックリなミニチュアならば、こうして手に入れることができるのだから、茶器や骨董品に興味のある「一般人」はトイズキャビンのガチャに参戦すべし。
【戦国の茶器四 利休の章(Japanese historical tea utensils Vol.4)】
・販売価格:300円
・発売時期:2021年6月から
・ASIN:B08XYT7F16
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