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令和に昭和の初代・仮面ライダー復活!10/1(火)から毎週TOKYO MX再放送!!【連載:アキラの着目】

等身大の特撮変身ヒーローの代表格である、昭和の仮面ライダー・シリーズの第1作「仮面ライダー」がTOKYO MXで10/1(火)から毎週火曜日に放送されることが発表された。

仮面ライダー
仮面ライダー

第1作の初代・仮面ライダーといえば、もちろん誰もが知る、藤岡弘、さんだ。

将来を嘱望された若き科学者で天才レーサーの本郷猛(藤岡弘、)が、悪の組織・ショッカーに拉致され、改造人間にされてしまう。

最終段階の脳改造手術直前にショッカーの基地を脱出、仮面ライダーとしてショッカーに立ち向かう。

その後、一旦、海外のショッカーを追って日本を離れた本郷猛に代わり、一文字隼人(佐々木剛)が後継の仮面ライダー2号として登場。

この一文字隼人(佐々木剛)が仮面ライダー2号に変身するポーズが当時の子供たちを熱狂させ、「変身ブーム」という社会現象を起こした。

元々、映画制作に携わりたかったスタッフたちが「子供用ドラマを作れ!」と会社上層部から言われ、普通ならば落胆するところを、「子供用ドラマでも凄いのを作って、驚かせてやろうじゃないか!」と奮起して制作し、1971年に放送されたのが仮面ライダーだったのだ。

ゆえに、昭和40年代ならではの重厚さや、怪奇色の強いスリリングな展開があり、観たら虜になること必至。

本郷猛と一文字隼人という2人の仮面ライダーの活躍はもちろんのこと、ゾル大佐、死神博士、地獄大使など次々に登場するインパクト大のショッカー幹部、お色気担当のライダーガールズなど、子供の時には気づかなかった演技力や意図するところ、愉しみも大人になった今ならば、きっと見い出せるはずだ。

【仮面ライダー】

●原作:石ノ森章太郎
●主演:藤岡弘、[本郷猛・仮面ライダー1号]、佐々木剛[一文字隼人・仮面ライダー2号])
●放送局:TOKYO MX1
●放送開始日時:2019/10/1(火)18:30~ ※以降毎週火曜日 18:30~19:00

■仮面ライダー|ドラマ|TOKYO MX
https://s.mxtv.jp/drama/kamen-rider/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

日本のみならず中国でも一世を風靡した荒木由美子さん【連載:アキラの着目】

中国で有名な日本の芸能人は誰かという問いになると、必ずと言っていいほどに山口百恵さんの名前が挙がる。

間違いではない。

しかし、中国の国民的スポーツの躍進にまで影響を及ぼした、中国で有名な日本の芸能人は誰かとなると、山口百恵さんではないのだ。

では、その人は一体誰なのか?

その人は荒木由美子さんなのだ。

荒木由美子さん 株式会社ハブマーシー(タレント事務所)HPから引用
荒木由美子さん 株式会社ハブマーシー(タレント事務所)HPから引用

スポーツ根性ものドラマ(スポ根ドラマ)『燃えろアタック』(石ノ森章太郎原作・中国でのタイトル『排球女将』)で、女子バレーボールのヒロインを演じたのが荒木由美子さん。

『燃えろアタック』(石ノ森章太郎原作)出演時の荒木由美子さん
『燃えろアタック』(石ノ森章太郎原作)出演時の荒木由美子さん

当時の日本では、女子バレーボールが全盛期だったこともあり、その追い風を受けて『燃えろアタック』が制作され、荒木由美子さんも人気の階段を登り詰めるようになる。

『燃えろアタック』出演時の荒木由美子さん『燃えろアタック』出演時の荒木由美子さん

ちょうど日本国内でバレーボールが盛り上がっている頃、お隣の中国でもバレーボールが人気・実力とも上昇中で、そのタイミングで『燃えろアタック』が中国でも放送されるようになったのだ。

『燃えろアタック』中国版『排球女将』のポスター
『燃えろアタック』中国版『排球女将』のポスター

あくまでもドラマであり、フィクションである『燃えろアタック』なので、ネットの遥か上まで体がすっぽり出てしまうほどのジャンプ力でアタックを撃つ「ひぐま落とし」や、現在のドローンでも無理なくらいの変幻自在な動きをする「UFOサーブ」など、冷静に観てはいけないような、奇抜な技が出現するものの、それでも圧倒的な人気があり、中国国内で80%の視聴率を超えたのだとか。

このように、中国の人たちの10人中8人がこの『燃えろアタック』、中国では『排球女将』を観ていたのだから、荒木由美子さんが中国国内で有名になり、大人気となってしまうのは当然のなりゆきだ。

中国の少女たちは、荒木由美子さん演じる主人公「小鹿ジュン(中国の『排球女将』では「小鹿純子」)」に憧れて、バレーボールをやり出す娘も増え、その結果、中国女子バレーボール躍進の原動力となり、現在の隆盛があるのだ。

中国のバレーボール少女たちと一緒に撮影した荒木由美子さん
中国のバレーボール少女たちと一緒に撮影した荒木由美子さん

アリババのジャック・マー会長も少年時代に『排球女将』に釘付けで、ヒロインの「小鹿純子」こと荒木由美子さんに恋心を抱いたのだとか。

若き頃の荒木由美子さん
若き頃の荒木由美子さん

その少年時代に抱いた淡い恋心、いつかは本物の荒木由美子さんに逢うという夢は、2003年に一応成就する。

アリババドットコムが荒木由美子さんを中国に招聘したのだ。

アリババのジャック・マー会長と荒木由美子さん RECORD・CHINAから引用
アリババのジャック・マー会長と荒木由美子さん RECORD・CHINAから引用

マー会長は、その後も日本で荒木由美子さんと度々逢い、記念写真を撮っているのだとか。

日本だけでなく、中国でも一世を風靡した荒木由美子さんは、現在も日中両国の架け橋的存在だ。

■荒木由美子プロフィール 株式会社ハブマーシー(タレント事務所)HP
http://www.havmercy.co.jp/Araki/pg106.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099