「●●音頭」や「■■節」、「▲▲小唄」等の民謡系楽曲で踊るのが当たり前とされてきた、日本古来から継承されている盆踊り。
たまに”変化球”で『オバQ音頭』をかけている盆踊り大会もあったりするが、それでも一応かろうじて「音頭」だから、民謡系楽曲のジャンルから逸脱するようなことはなかった。
ところが昨年2018年、その民謡系楽曲をかけて踊るという暗黙の了解を破り、新境地に足を踏み入れたのが中野駅前大盆踊り大会だ。
その中野駅前大盆踊り大会では、アメリカの人気ロックバンド・Bon Joviの『Livin’ On A Prayer』をかけたのだったのだ。
その時の模様がこちら↓
Hey Japan! We’re looking forward to seeing you guys dance like this when we play on Nov 26th in Tokyo & 27th in Osaka! #THINFStour https://t.co/8oe0JyjPcp
— Bon Jovi (@BonJovi) 2018年8月18日
なんと、Bon Jovi公式Twitterが、この「Japanese Traditional Dance」で自分たちの曲がかかっていることに気づき、引用リツイートすることに。
それゆえに中野駅前大盆踊り大会は大いにバズり、メディアが一斉に飛びつき、賑わせたのだった。
その2018年の再来を期すべく揃えたゲストが、TRFメンバーでDJ担当リーダーのDJ KOOさんであり、『残酷な天使のテーゼ』の歌い手で世界的に有名な高橋洋子さん、昨年Bon Jovi『Livin’ On A Prayer』をかけたDJ CELLYさんだ。
この3人が今年2019年の第7回中野駅前大盆踊り大会に来るということは、盆踊りでかかる曲はもうわかったも同然。
やはり『残酷な天使のテーゼ』やTRFの曲、また海外のロックバンドの名曲をかけるであろうことは想像に難くない。
実際、2019年第7回中野駅前大盆踊り大会の公式HPを見ると、『残酷な天使のテーゼ』とTRFの『EZ DO DANCE』の盆踊り振付レクチャー動画を掲載しているのだ。
ということは、『残酷な天使のテーゼ』と『EZ DO DANCE』が、2019年第7回中野駅前大盆踊り大会でかかるのはほぼ100%確実だろう。
■高橋洋子「残酷な天使のテーゼ MATSURI SPIRIT」振付動画
■EZ DO DANCE ~盆踊りver~
こうした、ある意味で奇抜な選曲によってメディアを賑わす中野駅前大盆踊り大会だが、根底には地域と伝統を大切にしているのが、要項から見てとれる。
【第7回『中野駅前大盆踊り大会』の要項】
1.中野ブランドの確立
2.伝統文化の発展
3.地域の活性化
4.地域コミュニティの形成
多くの人が関わらないと、盆踊りは形骸化され、踊ることがしっかり伝承されないし、人と人とのコミュニケーションが生まれなければ、その地域が活性化されない。
中野と盆踊りの発展のためには、革新的なロックだったり、アニソンだったり、ダンスミュージックだったりをかけて踊る盆踊りもありなのだ。
第7回中野駅前大盆踊り大会は、昨年を超える注目と人を集めるのではと今から期待がかかる。
【2019年 第7回 中野駅前大盆踊り大会 詳細】
・開催日時:2019年8月11日(日)、8月12日(月・祝) 各日とも17時~21時(予定)
・開催場所:中野駅近隣(近日公開!)
・ゲスト:DJ KOO(TRFのメンバーでDJ担当のリーダー)、高橋洋子(「残酷な天使のテーゼ」で有名なアニソン歌手)、DJ CELLY(音楽家の祖父の血を受け継ぐ”サラブレッド”の人気DJ)
・主催:中野区民謡連盟
・後援:中野区、中野区観光協会、公益財団法人日本民謡協会
・協力:エイベックス・マネジメント株式会社、キングレコード株式会社、一般社団法人日本盆踊り協会、株式会社リンクバル
■2019年 第7回 中野駅前大盆踊り大会
https://bon-odori.net/nakano-bonodori/
■中野駅前大盆踊り大会 Facebook @nakano.bonodori
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■中野駅前大盆踊り大会 Twitter @nakano_bonodori
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