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脇役だった木々や花々が主役、癒やしの「ゆらぎ盆栽」【連載:アキラの着目】

盆栽に興味があるけど、高価だし、専門的だし、育てられるかどうかも不安。

そんな人のためにあるかのような盆栽が、ゆらぎ盆栽だ。

ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用
ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用

軽やかにゆらぎ踊る盆栽に思わず見とれ、癒やされる。

盆栽の枝ぶりを想像させる曲線の先に浮かぶ、松の造花。

はんなりと揺らぐ藤の花。そして鮮やかな椿。

椿 ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用
椿
ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用

どれも宙でふわふわと舞を踊っているかのよう。

しかしよく見ると、ゆらぎ盆栽はモビールで造られていることがわかるはずだ。

ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用
ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用

実は、ゆらぎ盆栽は、お雛様に飾られている橘や桜などの、ひな人形に彩りを添える造花技術を使っている。

この造花技術を現代的なインテリアにできないか、と模索して生まれたのがゆらぎ盆栽なのだ。

だから、松、藤、椿ともに和室、洋室を問わずに取り入れやすい。

お正月飾りとして松を飾るなど、季節毎にかけかえてもいいだろう。

このゆらぎ盆栽を手がける造花師は、岡田雄二氏。

昨年2018年、東京の伝統工芸職人とデザイナーの共同制作による新商品の開発・普及促進を行う「『東京手仕事』プロジェクト」にて、東京都と東京都中小企業振興公社からゆらぎ盆栽が最高賞の「東京都知事賞」に選出され、表彰されたのだ。

進化した伝統工芸が認められたことを意味する。

ゆらぎ盆栽によって、今まで脇役だった木々や花々が主役となった。

ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用
ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)から引用

■盆栽が動き出す


・サイズ:W450mm × H450mm
・素材:紙・布・ワイヤー
・希望小売価格:\8,000


・サイズ:W500mm × H450mm
・素材:紙・布・ワイヤー
・希望小売価格:\9,200

椿
・サイズ: W450mm × H450mm
・素材:紙・布・ワイヤー
・希望小売価格:\9,700

【製造元】

・有限会社 岡半
・岡田 雄二
・〒336-0936 埼玉県さいたま市緑区太田窪3-2-8
・TEL 048-882-8294
okahan@mub.biglobe.ne.jp

■ゆらぎ盆栽|商品|東京手仕事(TOKYO Teshigoto)
https://tokyoteshigoto.tokyo/product/yuragibonsai

※上記の掲載情報は2017年12月現在のもの
※手作り品のため、サイズ、色、形は実際のものと多少異なることもあり
※商品の仕様および希望小売価格は、予告なく変更することあり
※希望小売価格は、すべて税抜き金額

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

5月8日まで開催、大宮盆栽美術館「コレクション名品展」(所蔵品展)【連載:アキラの着目】

さいたま市にある、世界で初めての公立「盆栽美術館」が大宮盆栽美術館だ。

世界的に有名になった「盆栽村」に近接して造られた大宮盆栽美術館は、さいたま市の伝統産業にも指定されている盆栽の文化を、広く内外に発信することを目的に開館され、具体的には以下の3つの柱がある。

1つは、盆栽と盆栽を取り巻く様々な伝統技芸の歴史や意義を、美術史や工芸史、園芸文化史等の多様な観点から調査・研究し、得られた高度な成果を展示活動や出版物を通じて、わかりやすく公開していくとのこと。

さらに、展示事業ばかりではなく、各種の講座・講演会等の普及事業も積極的に展開し、盆栽文化に親しんでもらうための機会を、年間を通して常に開催していくとのこと。

そのうえで、大宮盆栽美術館では、学際的盆栽研究の確立を目指すとのこと。

2つめは、鉄道博物館と並ぶさいたま市の新名所として、市民はもちろんのこと、国内外からの観光客に盆栽の素晴らしさ、面白さに気軽に触れてもらうための主要な観光拠点となるとのこと。

最後の3つめが、大宮盆栽美術館の観覧をきっかけとして、盆栽村を中心とした市内各所の盆栽園を訪問してもらい、盆栽の奥深さをより味わいながら伝統産業である盆栽業を力強く応援してもらえるように、大宮盆栽美術館が水先案内人を務めるとのこと。

以上の柱を推進してゆく中で、今回期間限定で開催されるのが、大宮盆栽美術館「コレクション名品展」(所蔵品展)だ。

大宮盆栽美術館「コレクション名品展」(所蔵品展) さいたま市大宮盆栽美術館HPから引用
大宮盆栽美術館「コレクション名品展」(所蔵品展) さいたま市大宮盆栽美術館HPから引用

屋内のコレクションギャラリーでは、大宮盆栽美術館の所蔵する盆栽を中心に、盆器、水石等の名品を紹介し、週替わりで季節の見頃を迎える盆栽を展示する。

特に旬の見どころは、日差しを浴びて膨らんだ蕾や、初々しい芽吹きの時季を迎えた新緑の盆栽だ。

薄く淡い緑の葉をゆっくりと広げ、初夏の日差しを浴びる毎に強く濃い葉に生長していく様子や、この時季に“青山緑風”(せいざんりょくふう)に染まる姿は必見とのこと。

■大宮盆栽美術館「コレクション名品展」(所蔵品展)

・開催期間:平成31年3月29日(金)~5月8日(水)
・開催場所:コレクションギャラリー

【さいたま市大宮盆栽美術館 詳細】

・所在地:〒331-0804埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3
・開館時間:(3月~10月)午前9時~午後4時30分※入館は午後4時まで
      (11月~2月)午前9時~午後4時 ※入館は午後3時30分まで
・休館日:木曜日(祝日の場合は開館)、年末年始、臨時休館日あり
・観覧料:一般300円(200円)、高大生・65歳以上150円(100円)/小中学生100円(50円)
     ※障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額
     ※( )内は20名以上の団体料金
     年間パスポート一般1,020円/高大生・65歳以上510円/小中学生300円
・アクセス:JR宇都宮線土呂駅東口徒歩5分、東武アーバンパークライン大宮公園駅徒歩10分
      首都高速埼玉新都心線「新都心西」から約6km、東北自動車道「岩槻」から約9km
      ※カーナビゲーションは、北側隣接の自治人材開発センターの電話番号(048-664-6681)を入力することを推奨
・駐車場:一般車39台(2時間まで無料)、大型バス3台(860円)、障害者用2台(無料)
・問い合わせ:電話 048-780-2091 FAX 048-668-2323

■さいたま市大宮盆栽美術館
http://www.bonsai-art-museum.jp/ja/

※料金・日時等は、平成31年4月20日現在のもの

手間要らず!卓上のお供にリアルな盆栽プラモデル【連載:アキラの着目】

先日のニッポンニュースでは盆栽について取り上げた(2019年02月26日ニッポンニュース「盆栽という小宇宙がさらに小さくなったミニ盆栽【連載:アキラの着目】」)

今回のニッポンニュースでも盆栽について取り上げるのだが、盆栽は盆栽でも普通の盆栽とは異なる盆栽プラモデルだ。

盆栽プラモデル外観 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデル外観 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

「盆栽は、素人や初心者にとってはハードルが高いな」、「上手く育てられなくて、盆栽を枯らしてしまうのでは…」と不安視している人でも、この盆栽プラモデルならば、これらの悩みは一切なく、常に卓上で観賞できる。

精密な金型を元にパーツが制作された盆栽プラモデルは、プラモデル初心者でも簡単に少量の接着剤や塗料を使って短時間で制作できるのも良い。

盆栽プラモデルのパーツ プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデルのパーツ プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

小ぶりな1/12スケールの盆栽プラモデルでも、葉の部分は製造・販売元プラッツの独自技術『スポット植葉技術』により、スケール感のある針葉が植え込まれており、生き生きとした表情を見せる葉の部分は精密かつ本物のような質感・雰囲気をリアルに再現している。

盆栽プラモデルの針葉 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデルの針葉 プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

なので、針葉をハサミで剪定し、自分好みの盆栽に仕上げることができ、ちょっとした盆栽通みたいな気分に浸れるのだ。

盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

今や盆栽は世界の「BONSAI」なので、日本はもとより盆栽に興味を持つ海外の人たちにも楽しめるよう、説明書等はイラストを多用し、言語不明でもイラストを見たただけで組み立てることが可能だ。
盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用
盆栽プラモデル プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd. HPから引用

まずは思いっきり低いハードルから盆栽をスタートしたい人や、多忙な日常を過ごしている人に盆栽プラモデルはおすすめだ。

■THE BONSAI 盆栽 プラスチックモデル : プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd.
http://www.platz-hobby.com/categories/231_233.html

■THE 盆栽 (完成品) : プラモデル・模型メーカー【有限会社プラッツ】|飛行機・戦車などの製造・販売|静岡 PLATZ Co.,Ltd.
http://www.platz-hobby.com/categories/231_232.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

盆栽という小宇宙がさらに小さくなったミニ盆栽【連載:アキラの着目】

桜のミニ盆栽 ミニ盆栽の専門店 販売サイトから引用日本文化の象徴として挙げられるものがいくつかあるが、中でも最近世界的に愛好者が増えているのが盆栽だ。

日本では年寄りの趣味として思われている盆栽だが、今や盆栽は「BONSAI」で、アジアの富裕層のステータスシンボルになっていたり、欧米ではインテリアとして受け入れられているくらい人気なのだ。
ぼん

そもそも盆栽は、自然との共存・調和を図ってきた日本人が、傍でも観賞できるように自然の風景を模して縮尺し、再現した小宇宙の箱庭造形物なのだ。

しかし、決して完成形として造形されているのではなく、あくまでも盆栽は自然の一部なので、刻一刻と変化・成長し、生命が宿った究極美の造形物といえよう。

なので、盆栽は実に奥が深いし、数千万円とも数億円とも数十億円ともいわれる盆栽が存在するのだ。

いざ筆者のような初心者が盆栽を始めようとしても、いきなりそのような高額の盆栽には手が出せないし、百歩譲って手を出せたところで枯らしてしまうのがオチだろう。

そこで、最近ではホームセンターやインターネットで手軽に購入できるリーゾナブルなミニ盆栽なるものが現れ、盆栽を始めやすくなっている。

山もみじのミニ盆栽 ミニ盆栽の専門店 販売サイトから引用
山もみじのミニ盆栽 ミニ盆栽の専門店 販売サイトから引用

すでに小鉢に入れられた盆栽もあれば、ケト土や赤玉土、鉢、木を単体でそれぞれ購入して造る盆栽もあるので、自分の好みで選び、ミニ盆栽を造ろう。

これからの季節だと、梅や桜のミニ盆栽が開花を楽しめるので、育成や手入れのモチベーションを高めやすいだろう。

桜のミニ盆栽 ミニ盆栽の専門店 販売サイトから引用
桜のミニ盆栽 ミニ盆栽の専門店 販売サイトから引用

自宅の食卓やパソコンデスクにミニ盆栽があると、息抜きの時間にほっこりするはずだ。

■盆栽妙 | ミニ盆栽の専門店 販売サイト
https://www.bonsaimyo.com/

■howto情報|ミニ盆栽を作ろう|ホームセンター コメリ
https://www.komeri.com/howto/html/02080.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

初心者からマニアまで幅広く愛読されている月刊『近代盆栽』【連載:アキラの着目】

今や世界中に愛好者が多数存在する盆栽。

海外では「BONSAI」として、すっかり市民権を得た盆栽は、各国に盆栽協会ができるほどの盛況ぶりだ。

もちろん日本国内でも盆栽愛好家は存在し、盛況なのだが、もっと盆栽の素晴らしさを伝えるべく活躍している専門誌の1つが月刊『近代盆栽』(近代出版)だ。

盆栽、盆栽書籍、盆栽鉢の通販 | 近代出版HPの月刊「近代盆栽」2018年4月号ページから引用

月刊『近代盆栽』は、初心者からマニアまで幅広く満足できる盆栽総合誌を標榜しているだけあって、実技に誌面を割く編集構成だったり、日本の歴史・伝統・文化と絡めた企画もあったりで、盆栽好きでなくとも、読めてしまう内容も特色の1つと言えよう。

豊富なカラーページと写真による解説が日本のみならず海外でも好評のようで、それゆえに月刊『近代盆栽』は世界各国では「KINBON」として名が通っている。

これから盆栽を始めようと思っている人、盆栽の”小宇宙”感に魅了され、とにかく盆栽を写真で眺めたい人、等々はこの月刊『近代盆栽』を読んでみては。

月刊『近代盆栽』の購入は、以下の「盆栽、盆栽書籍、盆栽鉢の通販 | 近代出版」公式サイトから購入可能だ。

また、「盆栽、盆栽書籍、盆栽鉢の通販 | 近代出版」公式サイトは、すぐにでも盆栽を始めたい人のために、盆栽鉢を購入できるページも用意されている。

月刊『近代盆栽』だけを読みたい人、盆栽を始めたい人は、「盆栽、盆栽書籍、盆栽鉢の通販 | 近代出版」公式サイトにアクセスしよう。

■盆栽、盆栽書籍、盆栽鉢の通販 | 近代出版
http://www.bonsai.co.jp/ec/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099