今回のニッポンニュースで取り上げるのは、東京・東中野に店舗を構えるTシャツ屋さんのハードコアチョコレートだ。
元々ハードコアチョコレートは、若者の街・下北沢に店舗を構えていたが、その後幾度かの移転後、現在の地に落ち着いている。
筆者がこのハードコアチョコレートを知ったきっかけは、友人がハードコアチョコレート謹製のTシャツを着ていたからだ。
「それ、どこで売ってるの?」、「ハードコアチョコレートっていう店だよ。通販でも買えるよ」というやり取りの後、実際に当時下北沢にあったハードコアチョコレートにまでお目当てのTシャツを買いに行ったのだった。
Tシャツのデザインは、幅広く、マニアックなラインナップだ。
懐かしの映画やドラマ、特撮ものからスポーツ、プロレスまで幅広く扱っており、観た途端に瞳孔に飛び込んでくる斬新でインパクト大のデザインが特徴だ。
詳しくいうと、かなり狭いところを突いてくるのがハードコアチョコレート謹製Tシャツの特徴で、特撮マニアの間では周知の名場面(迷場面?)である、『ウルトラセブン』での卓袱台シーンに現れるメトロン星人をTシャツのデザインに採用したのがシュール過ぎる。
百聞は一見にしかず、なので、ハードコアチョコレート謹製のTシャツを見ていこう。
初代タイガーマスクの好敵手だったダイナマイト・キッドのTシャツ。
初代タイガーマスクをTシャツにするのではなく、あえてライバルだったダイナマイト・キッドに舵を切ったのが絶妙だ!
任侠映画の代表作『仁義なき戦い~代理戦争~』の村岡組幹部・松永弘役を演じる成田三樹夫を全面に押し出したデザイン。
これを着て外出する勇気は、筆者にはないが、思わずゲットしたくなる秀逸なTシャツだ。
根強い人気の仮面ライダー旧1号ではなく、”スカイライダー”の方の仮面ライダーをTシャツにするセンスが筆者は好きだ。
正直なところ、このTシャツのデザインになっている女優を知らないし、映画なのかドラマなのか知らないが、しかし何人(なんぴと)も惹きつけてしまうインパクトがあるTシャツだ。
言わずと知れた伝説のアクション俳優・松田優作の「遊戯シリーズ3部作」のうちの最終作『処刑遊戯』から引っ張ってきたデザインのTシャツ。
世界的には、ハリウッドに進出した遺作『ブラック・レイン』の頃の松田優作をTシャツにした方がウケが良さそうなものだが、これまたマニアックに『処刑遊戯』の方にしたか、という感じだ。
これまた言わずもがな、阪神タイガースのストッパー・藤川球児投手をデザインしたTシャツだ。
黄色と黒の阪神カラーであるのも、阪神ファンには堪らないだろう。
今の若い人には馴染みがないだろうが、かつては「スケバン刑事」といったらこの斉藤由貴で、今時そこを突いてくるセンスがなかなかやるな感満載で、気になるTシャツだ。
各デザインのTシャツはせいぜい数十枚しか生産されていないようなので、速いもん勝ち。
これは、というお気に入りのデザインのTシャツを見つけたら、すぐさま通販で購入した方が良いのは言うまでもない。
売り切れたTシャツの再版・再入荷は、ほとんどないので、気に入ったら即買いが鉄則だ。
■ホラーにプロレス!カンフーにカルト映画!アパレル界の悪童 ハードコアチョコレート
http://core-choco.shop-pro.jp/
■ハードコアチョコレート 公式Twitter
https://twitter.com/hardcc