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将棋・藤井聡太二冠(王位・棋聖)、前王位・木村一基九段に敗北 ~NHK杯2回戦~【連載:アキラの着目】

11月22日、将棋の藤井聡太二冠(王位・棋聖=18)が、前王位の木村一基九段に第70回将棋NHK杯トーナメント2回戦で敗北を喫した。

対戦相手の木村一基九段は、今夏保持していた将棋のタイトル「王位」を挑戦者であった藤井聡太棋聖(当時1冠)に4-0のストレート負けを喫し、王位を失冠していた。

この度の第70回将棋NHK杯トーナメント2回戦では捲土重来を期し、先手番・木村一基九段は藤井聡太二冠の得意戦法の角換わりを敢えて採用、”千駄ヶ谷の受け師”の異名通りに藤井聡太二冠の攻めを、重厚に固めた自陣の王様の守りで受け凌いだ。
第70回将棋NHK杯トーナメント2回戦で投了した藤井聡太二冠

第70回将棋NHK杯トーナメント2回戦「木村一基九段 VS 藤井聡太二冠」戦の投了局面(後手・藤井聡太二冠の投了)
第70回将棋NHK杯トーナメント2回戦「木村一基九段 VS 藤井聡太二冠」戦の投了局面(後手・藤井聡太二冠の投了)

今局は木村一基九段の完勝譜ともいえるような、自身の持ち味が十二分に発揮された一局だった。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

羽生善治九段、公式戦5戦目で藤井聡太二冠に初勝利!第70期王将戦リーグ【連載:アキラの着目】

将棋の羽生善治九段(49)が9月22日、東京都渋谷区にある将棋会館で行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグ開幕戦で、先手・藤井聡太二冠(18 王位、棋聖)に勝利し、渡辺明王将(36 名人、棋王)への挑戦権獲得に向けて好スタートを切った。

第70期王将戦リーグで藤井聡太二冠に勝利した羽生善治九段FNNプライムオンラインから引用
第70期王将戦リーグで藤井聡太二冠に勝利した羽生善治九段
FNNプライムオンラインから引用

「中学生棋士」としてプロデビューした羽生善治九段と藤井聡太二冠。

お二方とも大天才なのはご承知の通りだが、このお二方の過去の対戦成績は意外にも、藤井聡太二冠の4勝0敗という一方的なもの。

今回も羽生善治九段は藤井聡太二冠に対し苦杯を喫するのか、等々、またもや注目を集めた一戦となったが、羽生善治九段は公式戦5戦目でようやく初勝利。

戦型は、藤井二冠が過去4勝6敗と唯一負け越していた「横歩取り」だった。

一方の藤井聡太二冠は、デビュー以降5度目の連敗を喫することとなった。

今期の王将戦挑戦者決定リーグには、広瀬章人八段(33)、豊島将之竜王(30 叡王)、藤井聡太二冠、羽生善治九段、永瀬拓矢王座(28)、木村一基九段(47 元王位)、佐藤天彦九段(32 名人経験者)が参加しており、将棋界8大タイトル保持者の全員が集結。

それだけに、開幕戦を勝利で飾った羽生九段は、このまま連勝街道を突っ走り、渡辺明王将への挑戦権を獲得したいことだろう。

今後も第70期王将戦挑戦者決定リーグから目が離せない。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

藤井聡太二冠の「封じ手」、最高落札金額1,500万円!【連載:アキラの着目】

将棋の藤井聡太二冠(18)が王位戦第2~第4局で書いた「封じ手」のチャリティーオークションが9月20日午後9時に終わったが、第4局の「封じ手」がなんと1,500万円で落札されるという結果に。

このチャリティーオークションのスタート金額は5000円からだっただけに、その落札金額の上昇ぶりには驚くしかない。

ちなみに、「封じ手」とは、1局2日制で行われる将棋対局で1日目の終わりに、次に指す一手を記入したものをいう。

その「封じ手」を、藤井聡太二冠が今期の王位戦で初めて書いたということで、将棋ファンにとっては喉から手が出るほど欲しい垂涎の一品となり、1,500万円という驚くべき金額が付いたのだった。

「封じ手」をチャリティーオークションに出すことになったのは、王位戦の対戦相手・木村一基九段(当時王位)の提言によるもので、チャリティーオークションの収益金は、今年7月に九州を直撃した豪雨被災地への義援金に充てられる。

藤井聡太二冠 日本将棋連盟公式サイトから引用
藤井聡太二冠
日本将棋連盟公式サイトから引用

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099