現在では以前ほど見かけなくなったもので、だるまストーブがある。
だるまを連想させるようなずんぐりむっくりなフォルムから、だるまストーブと名付けられたのは想像に難くない。
このだるまストーブ、エアコンの普及によって徐々に姿を消し、現在では寒冷地や地方で見かけるくらいだろう。
しかし、得てして昔の物は頑丈な設計だったり、社会に優しい物で、あらためて見直されることがしばしば。
だるまストーブもこの例に漏れず、平成最後の年であっても、エコで懐かしくて、暖かいストーブとして見直されてきているのだ。
薪、木くず、石炭、コークス等、様々な物を燃料として利用できるだるまストーブは、柔らかい暖かさを体感できる点も評価されている部分だろう。
ゴミとして処分するはずの紙くずや木くずを燃料にできるため、電気もガスも使わぬ省エネ暖房器具として、環境に優しいのだ。
また、弁当をだるまストーブの上に載せて温めたり、芋を載せて焼いたり、等々もでき、通常の暖房器具にはできない機能を兼ね備えているのも魅力だ。
家庭に設置できるよう、数種の大きさのだるまストーブが最近では用意されており、各人の部屋に合わせただるまストーブ選びも可能だ。
手作り感満載の鋳物製であるだるまストーブは、レトロな風情を醸し出すインテリアとしても、他の暖房器具に水をあける存在だ。
残りの冬をさらに楽しみたい人には、うってつけの暖房器具ともいえよう。
■だるまストーブ 建材、資材、道具、電動工具、エクステリアの、山口市、岡村建材店HP
http://www.c-able.ne.jp/~pooh-k8o/darumasuto-bu.html