狭い国土にもかかわらず、日本は方言が多彩だ。
青森県の人、とりわけ津軽の人が喋る方言(津軽弁)は、他県の人からすると、何を喋っているのか皆目見当がつかないし、名古屋弁は「みゃーみゃー」(例「おまえ」→「おみゃー」、「エビフライ」→「エビフリャー」)、「~だがね」などを連発しているように聴こえてしまうし、沖縄弁はまったくもって異国語に聴こえてしまう。
地元の人たちは幼い頃から地元の方言に慣れ親しんできたから、喋ることができるのは当たり前。
しかし、地元ではない人間にとっては、方言の”語学学習”が必要だ。
そんな方言の”語学学習”を手助けしてくれるようなサイトがある。
それが『単語帳/過去問題なら、ソーシャルドリルアプリ「プチまな」』(http://pmana.jp/)というサイトだ。
この「プチまな」の中に「ご当地方言マスターはだれ?」というページがあり、ここで以下の方言検定(全17検定)を楽しみながら受けることができ、最終的にはその方言を覚えることができる。
・名古屋弁検定
・東京弁検定
・茨城弁検定
・津軽弁検定
・京都弁検定
・広島弁検定
・鹿児島弁検定
・北海道の方言検定
・沖縄弁検定
・富山弁検定
・北海道弁検定
・仙台弁検定そのいち
・名古屋弁検定
・奄美大島の方言
・コテコテの博多弁検定【初級】
・コテコテの博多弁検定【中級】
・コテコテの博多弁検定【上級】
上記17の方言検定の中で、「北海道の方言検定」と「北海道弁検定」、2つある「名古屋弁検定」はそれぞれ同じではない。
各検定とも「学習モード」と「力だめしモード」の2パターンを選べる。
「学習モード」は、繰り返し同じ問題が出題され、いつでも中断でき、いつでも再開できる。
何回も同じ問題を反復回答することで、その方言を覚えていくことができ、習得率100%を目指すことを目標とするのだ。
「力だめしモード」は、連続で何問正解できるかにチャレンジするモードで、同じ問題を反復回答することはできないが、実力テスト的な意味合いの、本来の検定というものにふさわしいモードだ。
自分の習熟度や実力によって、これらのモードを使い分け、方言をマスターするのだ。
現在のところ、前述した17の方言検定しかないが、今後どこの方言の検定が追加されてゆくのかも気になるところだ。
■【ご当地方言マスターはだれ? 問題集一覧】無料過去問/単語帳/暗記アプリ
http://pmana.jp/pc/lec.php?mode=kentei_list&view_mode=all&kentei_gid=129