筆者は、歴史好きだ。
ただし、世界史については熟知しておらず、もっぱら日本史が好きだ。
また、東京の街も好きだ。
したがって、「歴史 + 東京」という組み合わせも好きで、ゆえに昔の東京の街を知りたくなってしまうのだ。
頻繁に動画サイトで東京関連のキーワードで検索するのだが、最も効率が良かったキーワードが「東京 カラー映像」だ。
「東京 カラー映像」で検索したら、昔の東京の動画がザックザク出てきた。
その中の1つを今回はご紹介!
■1935年の東京と2017年の東京の比較映像 – Tokyo Then and Now
戦前の映像なので、人力車が走っていたり、和服を着ている紳士淑女が多かったり、高層ビルが少ない分だけ空が広かったり、等々、現在の東京とのギャップをかなり観ることができ、興味深かった。
この当時も大都市・東京に違いないのだが、現在の殺伐として、時間が速く流れる東京とは趣きが異なり、長閑でゆったりとした時間経過の街のように、筆者には戦前の東京が見えた。
基本的には、米国による1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲で、東京は焦土と化し、何百年も遺っていた木造建築物や、明治期からの日本家屋などを失ってしまったが、以前このニッポンニュースで取り上げたように、キリスト教会や、ミッション系病院への空襲は、米国が控えていたことから、それら周辺の建物は比較的戦災を免れたりしている。
なので、現在でもそうした、生き残った建物を観ることで、昔の東京を感じることも十分にできるので、これら過去の映像と併せて、実際の生き残り建物を観ることも奨励したい。
そうすることでさらに、昔の東京についての見識を深めることができるかと思う。