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プロマイド専門業者マルベル堂のアイドル風撮影サービス【連載:アキラの着目】

いつの時代にも存在しているアイドル。

昭和にも、平成にも、令和にもアイドルたちは活躍し、互いに鎬を削っていたのだ。

「手が届きやすい身近なアイドル」とか「クラスにいそうなアイドル」といったコンセプトのアイドルが多い平成・令和のアイドルと異なり、昭和のアイドルは遥か雲の上の存在で、そう簡単に握手できたり、本物を間近で観ることができたりなどができなかったのだ。

だから、昭和の時代にはアイドルのプロマイドが頻繁に売れた。

プロマイドとは周知の通り、アイドルなどの写真を販売目的で撮影したものを言うのだが、プロマイドの最初の発音は「Pu」で「Bu」ではない。

よくブロマイドと言い間違われることがあるが、正式名称は「プロマイド」だ。

話がやや横道にそれた。

身近に会うことのできないアイドルだからこそ、昭和のアイドルファンたちは、アイドルのプロマイドを購入し、手帳や財布に忍ばせ、いつも独りの時にこっそりとアイドルのプロマイドを見るということをしていたのだ。

そのプロマイドだが、アイドルの所属する芸能事務所で撮影することもあるだろうが、それとは別にプロマイド専門業者がおり、その業者が自社スタジオにてアイドルらを撮影し、撮影した写真をプロマイドとして自社の店舗で販売したり、通販したりしているのだ。

そのプロマイド専門業者で、「もうプロマイドと言ったら、ここしかないでしょ!」という存在の業者がいる。

そのプロマイド専門業者がマルベル堂だ。

今年2021年で創業100周年を迎え、老舗中の老舗だ。

マルベル堂 公式サイトから引用
マルベル堂 公式サイトから引用

昭和時代には、マルベル堂で撮影し、販売することがアイドル・タレント・有名人のステータスにもなったほどで、マルベル堂のプロマイド売上ランキングがアイドル・タレント・有名人の人気をはかる指標にもなっていた。

令和の現在でもマルベル堂は健在で、アイドルや著名人を長年撮影してきたノウハウを使って、一般人に対しても自社スタジオにて昭和のアイドル風に撮影できるサービスなども提供している。

自撮りや友人同士での撮影ももちろん楽しいし良いものだが、気が向いたらプロマイド専門のマルベル堂でアイドル顔負けのプロマイドを撮影するのもいいのでは。

【プロマイドのマルベル堂 詳細】

・所在地:〒111-0032 東京都台東区浅草1-30-6
・アクセス:浅草駅銀座線6番出口から徒歩5分
・営業時間:平日 11:00~16:00 土日祝 10:30~17:00
      ※新型コロナウイルス蔓延中の営業時間
・定休日:なし、年中無休
・TEL/FAX:03-3844-1445
・MAIL:sinnaka@marubell.co.jp

マルベル堂 公式サイトから引用
マルベル堂 公式サイトから引用

■プロマイドのマルベル堂
http://marubell.co.jp/bell/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ダム好きアイドルを「ダムドル」という【連載:アキラの着目】

FJ時事新聞編集部ニッポンニュースでは、またまたダムについて取り上げてみた。

筆者はダムマニアではないものの、どのような分野のマニアに対しても、そのマニアの持っている熱量や心意気、知識量については一目置いており、関心しきりなので、ダムマニアにも理解を示しているつもりだ。

実際、ダムマニアは筆者が理解を示すまでもなく、「中川翔子のマニア☆まにある」(BS日テレ・2013年4月6日~2017年3月25日)で取り上げられたことで市民権獲得済みで、理解者・賛同者が増えている。

しかし、ダムが好きなアイドルは、というと、「えっ、ダムが好きなアイドルっているの?」というのが世間一般の正直な声ではなかろうか。

そこでFJ時事新聞編集部ニッポンニュース担当が、そんな「ダム好きアイドル」が実際にいるのか探してみたら、いた、いた!

その御方が「ダム好きアイドル」としてダムマニアに人気の夏目アイリさんだ。

ダムドル・夏目アイリさんは神奈川県出身で、好きなダムは浦山ダムとのこと。

なぜ浦山ダムが好きなのかというと「放流の迫力に圧倒されるというのは勿論、沢山の人の手によって造られた巨大建造物で、ダムを背景にコスプレ撮影すると、異次元の世界空間に感じられるから」だそうだ。

ダムドル・夏目アイリさんの趣味は、当然ながらダム観賞を1番に挙げ、その次にコスプレ、テニス、その他いろいろなんだそうだ。

ダムとモデル撮影会のお知らせ - 一般財団法人 日本ダム協会より引用
ダムとモデル撮影会のお知らせ - 一般財団法人 日本ダム協会より引用

ということで、「ダム好きアイドル」だから、略して「ダムドル」なのだ。

これまでにも様々なマニアのアイドル(歴ドル、仏ドル、等)を耳にしてきたが、「ダムドル」という存在もいるのには意表を突かれた。

ダムは、その存在性格上、撮影ロケーションとして利用されるために造られたわけではないので、ダムで撮影しても被写体の人物が映えるのかいな、と思いきや、ダムドル・夏目アイリさんの写真をみると、むしろダムならではの通路や暗がりを背景に取り込んだ、異種な趣きの仕上がりとなり、面白い。

「ダムとモデル撮影会」を開催 - ダム便覧 - 一般財団法人 日本ダム協会より引用「ダムとモデル撮影会」を開催 - ダム便覧 - 一般財団法人 日本ダム協会より引用「ダムとモデル撮影会」を開催 - ダム便覧 - 一般財団法人 日本ダム協会より引用

「ダムとモデル撮影会」を開催 - ダム便覧 - 一般財団法人 日本ダム協会より引用
「ダムとモデル撮影会」を開催 – ダム便覧 - 一般財団法人 日本ダム協会より引用

その上、パッと見、大正ロマン風と見間違えるかのような佇まいの写りになっているのも、ダムドル・夏目アイリさんがいわれるように、「異次元の世界空間」のダムだからこそ、なし得る技なのかもしれない。

今年の「ダムとモデル撮影会」は、まだ開催されておらず、ダムマニアとの接点がない現況だが、今後もダムドルの存在は、ダムマニアを癒やしつつ、ダムマニアと世間を繋ぐ橋渡しとして必要な存在なので、いずれまた「ダムとモデル撮影会」は開催されるのではなかろうか。

ダムとモデル撮影会のお知らせ - 一般財団法人 日本ダム協会より引用
ダムとモデル撮影会のお知らせ - 一般財団法人 日本ダム協会より引用

■「ダムとモデル撮影会」を開催 – ダム便覧
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/Konogoro.cgi?id=698

■「ダムとモデル撮影会」のご案内
http://www.damnet.or.jp/jdf/dammodel2017.html

■一般財団法人 日本ダム協会
http://www.damnet.or.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099