「保存食」タグアーカイブ

おにぎりを再現した”生菓子”、「飲むおにぎり」【連載:アキラの着目】

以前のFJ時事新聞ニッポンニュースで取り上げた、こんにゃくのテーマパーク「こんにゃくパーク」(群馬県甘楽郡)を運営するヨコオデイリーフーズが昨年発売した「飲むおにぎり」。

飲むおにぎり 株式会社ヨコオデイリーフーズHPから引用
飲むおにぎり
株式会社ヨコオデイリーフーズHPから引用

約1年の常温保存が可能なため、保存食や非常食としても最適だ。

文字通りおにぎりを再現しているので、おかゆっぽいかと思いきや、米の粒感はしっかり残すように造られている。

機能的には食事として摂取できるよう、「腹持ち」が良いような製品だけに、一般的なおにぎりの1.5食分になる280kcal。

しかし、栄養バランスも考慮して、レタス3個分の食物繊維を配合済みだ。

マラソン等で力を発揮するのに、疾走しながら羊羹やゼリーを食べる人もいるようだが、この「飲むおにぎり」の方がまさに米だけに力が羊羹・ゼリー以上に発揮できるという人もいるようだ。

主食あるいは補食として食べられる「飲むおにぎり」だが、JICFS分類(消費者分類)上は生菓子になる。

というのも、水分40%以上を含む、和菓子類(大福、おはぎ等)、洋菓子類(生クリームや生フルーツ)と同じだからだ。

発売されてから1年近く経つ「飲むおにぎり」は減塩タイプも新たに出ており、これまで同様に「こんにゃくパーク」施設と「こんにゃくパーク」ネットショップ、また一部スーパー等でも販売されている。

飲むおにぎり 減塩タイプ 株式会社ヨコオデイリーフーズHPから引用
飲むおにぎり 減塩タイプ
株式会社ヨコオデイリーフーズHPから引用

■株式会社ヨコオデイリーフーズ
https://www.yokoo-net.co.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

「ぬか漬けソムリエ」認定試験、2020年2月20~25日実施【連載:アキラの着目】

米ぬかを入れた「ぬか床」の中に、野菜等を漬け込んで作られるのが、ご存知の通りぬか漬けだ。
ぬか漬け

なんの加工もしない野菜だと日を追う毎に傷んでしまうが、ぬか漬けにすると長持ちするので、昔から保存食としてぬか漬けは食べられてきた。

ただし、そこらの味気ない保存食と一線を画しているのが、クセになる酸味と風味だ。

これがあるから、ぬか漬けは廃れずに愛され続けてきたのだ。

さらに、ぬか漬けはクセになる味だけではなく、豊富に含まれている健康にも良い栄養素が長所として挙げられよう。
ぬか漬け

こんな良いことづくめのぬか漬けだが、欧米化に舵を切った日本人の食生活・食環境においてはどんどん居場所を減らしている状況だ。

そういう現在の状況を打開すべく、”ぬか漬けの伝道師”的存在の「ぬか漬けソムリエ」が注目され始めている。

「ぬか漬けソムリエ」は、「今日から私は『ぬか漬けソムリエ』です!」と勝手に自称するものではなく、日本安全食料料理協会が認定する試験に合格した者だけが名乗れる資格なのだ。

2020年における最初の「ぬか漬けソムリエ」認定試験は、2020年2月20~25日。

2ヵ月おきの年6回に渡って「ぬか漬けソムリエ」認定試験は行なわれるので、我こそは「ぬか漬けソムリエ」にふさわしい、と思っている人はぜひ「ぬか漬けソムリエ」認定試験にチャレンジだ。

【ぬか漬けソムリエ認定試験】

★2020年2月実施

・試験期間:2020年2月20~25日
・答案提出期限:2020年2月28日
・受験申込期間:2020年1月1日~1月31日
・受験票 試験問題 解答用紙発送日:随時
・合否通知発送日:2020年3月20日

■ぬか漬けソムリエ認定試験 | 日本安全食料料理協会
https://www.asc-jp.com/syokubu/nukaduke/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099