日本文化の象徴として挙げられるものがいくつかあるが、中でも最近世界的に愛好者が増えているのが盆栽だ。
日本では年寄りの趣味として思われている盆栽だが、今や盆栽は「BONSAI」で、アジアの富裕層のステータスシンボルになっていたり、欧米ではインテリアとして受け入れられているくらい人気なのだ。
そもそも盆栽は、自然との共存・調和を図ってきた日本人が、傍でも観賞できるように自然の風景を模して縮尺し、再現した小宇宙の箱庭造形物なのだ。
しかし、決して完成形として造形されているのではなく、あくまでも盆栽は自然の一部なので、刻一刻と変化・成長し、生命が宿った究極美の造形物といえよう。
なので、盆栽は実に奥が深いし、数千万円とも数億円とも数十億円ともいわれる盆栽が存在するのだ。
いざ筆者のような初心者が盆栽を始めようとしても、いきなりそのような高額の盆栽には手が出せないし、百歩譲って手を出せたところで枯らしてしまうのがオチだろう。
そこで、最近ではホームセンターやインターネットで手軽に購入できるリーゾナブルなミニ盆栽なるものが現れ、盆栽を始めやすくなっている。
すでに小鉢に入れられた盆栽もあれば、ケト土や赤玉土、鉢、木を単体でそれぞれ購入して造る盆栽もあるので、自分の好みで選び、ミニ盆栽を造ろう。
これからの季節だと、梅や桜のミニ盆栽が開花を楽しめるので、育成や手入れのモチベーションを高めやすいだろう。
自宅の食卓やパソコンデスクにミニ盆栽があると、息抜きの時間にほっこりするはずだ。
■盆栽妙 | ミニ盆栽の専門店 販売サイト
https://www.bonsaimyo.com/
■howto情報|ミニ盆栽を作ろう|ホームセンター コメリ
https://www.komeri.com/howto/html/02080.html