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足利競馬場跡地の渋谷スクランブル交差点オープンセットのその後は?【連載:アキラの着目】

渋谷スクランブル交差点オープンセット今回のFJ時事新聞ニッポンニュースは、過去に取り上げた場所がその後どうなったかを追ってみる。

昨年6月には、2019年06月30日ニッポンニュース「渋谷スクランブル交差点再現 ~足利競馬場跡地(栃木県足利市)~【連載:アキラの着目】」という記事を掲載しており、足利競馬場跡地に渋谷を再現するという内容だった。

これは、栃木県足利市が、映像作品のロケや関連企業を誘致して地域の活性化を図る「映像のまち構想」を進める一環で進められたプロジェクトだ。

警備上の理由から映画等のロケで撮影許可を得るのが難しい渋谷のスクランブル交差点を再現すれば、ロケに伴う地元への経済効果が期待されるのではという狙いなのだ。

その「渋谷スクランブル交差点のオープンセット」は、はたして今はどうなっているのだろうか?

2020年2月22日~24日に足利市内で開催する「あしかが映像まつり」でついに一般公開(無料)されることになったのだが、新型コロナウイルスの影響により一般公開が中止となってしまったとのこと。

しかし、ドローンで空撮した渋谷スクランブル交差点オープンセットの映像が下野新聞社によりYouTubeにアップされており、その映像がいかのものだ。

■渋谷スクランブル交差点オープンセット公開 足利(下野新聞チャンネル)

グリーンの幕で覆われているのは、撮影後の映像処理で実際の渋谷スクランブル交差点の風景を上手く重ねられるようにするためなのだとか。

渋谷スクランブル交差点オープンセットと実際の渋谷スクランブル交差点を対比させると↓な感じ。

実際の渋谷スクランブル交差点と渋谷スクランブル交差点オープンセットの対比写真
実際の渋谷スクランブル交差点と渋谷スクランブル交差点オープンセットの対比写真

かなり細部にまでこだわって制作されているのが、おわかりになるかと。

またいつの日か渋谷スクランブル交差点オープンセットの一般公開があるかもしれないので、下野新聞社のホームページや、足利市関連のサイトにこまめにアクセスしてチェックしておこう。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

ここは一体東京のどこ?~Part6~【連載:アキラの着目】

FJ時事新聞ニッポンニュース恒例の、昔の東京の街に関する写真や絵を見て、それがどこなのかをあてるシリーズの第6弾。

ではいつもの通り早速問題へ。

Q1.ここは東京のどこなのか?

Q2.ここは東京のどこなのか?

Q3.ここは東京のどこなのか?

おわかりになったであろうか。

では順番に正解を発表する。

A1.渋谷

渋谷(ハチ公口・スクランブル交差点方面)

正解は渋谷。

現在の渋谷駅ハチ公口から世界的に知られた渋谷スクランブル交差点周辺を撮影した写真。

胴体に「ひばり号」と書かれたゴンドラらしき物は、昭和26年7月に東横百貨店屋上と玉電ビル屋上との75メートル間に開通した観光用ロープウェイ「ひばり号」(定員12人)だ。

「ひばり号」の下にある馬小屋みたいな建物が、当時の渋谷駅舎だ。

スクランブル交差点右の「三千里薬局」は現在も同じ場所で営業している。

A2.六本木ヒルズ

六本木ヒルズ

正解は六本木ヒルズ。

わかりにくかったかもしれないが、遠方の東京タワーがヒントになり、そこから逆算し、地上げられて再開発したのは何かを導き出せば、わかる人にはやさしい問題だったかもしれない。

元々六本木ヒルズのあった場所は、民家が密集しており、住民の賛同を得られるまでに時間がかかったこともあり、再開発計画から六本木ヒルズが完成するまでに17年ほどかかった。

筆者が学生時代にこの辺りを歩いた時は、けやき坂はまだ細く、通行量の少ない通りで、金魚屋さんがあったりしたのだが、長閑な雰囲気が一変し、現在はご承知の通り。

A3.恵比寿ガーデンプレイス脇線路

恵比寿ガーデンプレイス脇線路

正解は恵比寿ガーデンプレイス脇線路。

恵比寿ガーデンプレイスのあった場所は、恵比寿駅の名称の由来となった「ヱビスビール」の工場だった。

なので、「ヱビスビール」の積出し専用駅として開業したのが恵比寿駅で、最初は乗車駅ではなかったのだ。

その後、「ヱビスビール」の工場跡地は「ビア・ステーション」へと生まれ変わり、ビアガーデンだったのだが、さらに生まれ変わり、恵比寿ガーデンプレイスとなって現在に至る。

では最後に恒例の今昔対比でおさらいを。

渋谷の今昔

渋谷の今昔

六本木ヒルズの今昔

六本木ヒルズの今昔

恵比寿ガーデンプレイス脇線路の今昔

恵比寿ガーデンプレイス脇線路の今昔

今後も気になる昔の東京の街の写真や浮世絵、錦絵、木版画を見つけたら、取り上げてみたい。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099