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袋綴じを割くのにはもったいない!?名刀ペーパーナイフ【連載:アキラの着目】

送られてきた封書や手紙の開封に便利なのが、誰もが知っているペーパーナイフだ。

最近では、そうした本来の用途とは別に、世の紳士が雑誌の袋綴じを開くためにペーパーナイフは使われているようだ。

そんなペーパーナイフだが、外観が実に簡素というか、味気ないデザインのものが多かったりする。

せいぜいデザインが施されていても、食器のスプーンの柄(え)みたいな、やや抑え気味のデザインだったりで、もう少しこだわりがあるペーパーナイフがあってもいいんじゃないか、と思っている人も、割合的には少ないかもしれないが、必ずいるはずだ。

そうした隠れたニーズを拾い上げてくれたペーパーナイフが「名刀ペーパーナイフ」だ。

今、NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送で、人気の中心となっている西郷さんの刀を模った「名刀ペーパーナイフ 西郷隆盛モデル」や、「日本刀ペーパーナイフ 伊達政宗モデル」、「日本刀ペーパーナイフ 武田信玄モデル」、一昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田信繁の通名「真田幸村」の名刀を模った「日本刀ペーパーナイフ 真田幸村モデル」、「名刀ペーパーナイフ 織田信長(圧切長谷部)モデル」など、多彩なラインナップが揃っている。

名刀ペーパーナイフ 西郷隆盛モデル - ニッケン刃物株式会社HPから引用
名刀ペーパーナイフ 西郷隆盛モデル - ニッケン刃物株式会社HPから引用
名刀ペーパーナイフ 伊達政宗モデル - ニッケン刃物株式会社HPから引用
名刀ペーパーナイフ 伊達政宗モデル - ニッケン刃物株式会社HPから引用
日本刀ペーパーナイフ 真田幸村モデル - ニッケン刃物株式会社HPから引用
日本刀ペーパーナイフ 真田幸村モデル - ニッケン刃物株式会社HPから引用

名刀なので、当然「鞘」も「掛け台」も付属しており、袋綴じを割かない時(!?)は、床の間に飾ったりして、インテリアとしても鑑賞できる優れ物だ。

日本刀ペーパーナイフ 真田幸村モデル 掛け台設置時 - ニッケン刃物株式会社HPから引用
日本刀ペーパーナイフ 真田幸村モデル 掛け台設置時 - ニッケン刃物株式会社HPから引用

価格も手頃な2,000~3,000円台なので、自分へのご褒美に購入してもよいかも。

しかし、これらの名刀ペーパーナイフを、袋綴じを割くのに使うのはもったいないか(苦笑)。

■名刀ペーパーナイフ - ニッケン刃物株式会社
http://nikken-cutlery.sub.jp/?cat=18

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

模擬武器(刀、槍、短刀)使用、当て身、組討ちあり!「ガチ甲冑合戦」【連載:アキラの着目】

まだ1ヵ月以上先の話だが、2018年5月19日(土)~20日(日)、清州城にて「ガチ甲冑合戦 桶狭間の戦い」が開催される。

戦国時代の切れ者である織田信長が考案したといわれる超長槍(約6m)を平成30年の現代に再現し、迫力ある槍の集団戦を実践するという。

日本甲冑合戦之会 Armored Samurai Battle Association 公式HPより引用
日本甲冑合戦之会 Armored Samurai Battle Association 公式HPより引用

もちろん槍といっても本物の槍ではなく、模擬武器であるのだが、戦い自体は”ガチ”なので、織田軍、今川軍どちらに軍配が上がるかは戦いが終わってみるまでわからない。

史実通りに織田軍の圧勝なのか、それとも今川軍の勝利なのか、ハラハラ・ドキドキの展開になることは必至だ。

日本甲冑合戦之会 Armored Samurai Battle Association 公式HPより引用
日本甲冑合戦之会 Armored Samurai Battle Association 公式HPより引用

この「ガチ甲冑合戦」は、参戦することもできる(18歳以上の男女)。

甲冑の貸出し及び参加は無料で、わざわざこの「ガチ甲冑合戦」に参戦するために、はるばる外国からやって来る物好きな外国人サムライもいるのだそうで、今年は、海外の武道団体も来日・参戦の予定なのだとか。

日本甲冑合戦之会 Armored Samurai Battle Association 公式HPより引用
日本甲冑合戦之会 Armored Samurai Battle Association 公式HPより引用

「ガチ甲冑合戦」参加者・観戦者には”恩賞”として、以下のものが与えられる。

●壱:勝利軍の将兵全員→寛永通宝(本物の江戸時代の銭)
●弐:観戦者→合戦前に織田軍より寛永通宝(本物の江戸時代の銭)の「銭振る舞い」
※銭振る舞い:東海地方での古くからの慣習「菓子播き」になぞらえ、本物の江戸時代の古銭を観戦者の皆に振る舞う。

この魅力的なイベントの主催は、国際武術文化連盟と日本甲冑合戦之会(通称:「ガチ甲冑合戦」)で、後援は、愛知県、清須市、一般社団法人全日本イベント連盟だ。

これまでの「ガチ甲冑合戦」は、国内外のメディアに取り上げられ、中でもNHKワールドテレビを通じて放映されたのは海外150ヵ国にも上るというから、意外と認知度が高い「サムライ・イベント」のようだ。

気になる人はぜひ参加、あるいは観戦されたし!

■「ガチ甲冑合戦 清州城 桶狭間の戦い 国際ガチ甲冑合戦フェス リアル戦国を体感!!」
https://ws.formzu.net/fgen/S64997423/

■日本甲冑合戦之会 Armored Samurai Battle Association 公式HP
http://armoredsamuraibattle.web.fc2.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

今日9月23日は「手取川の戦い」があった日【連載:アキラの着目】

今から440年前の戦国時代における今日は「手取川の戦い」があった。

「手取川の戦い」とは、戦名人といわれた上杉謙信が、現在の石川県手取川にて柴田勝家らの織田信長方に圧勝した戦いで、情報を制した者が勝利を得るという教訓がピッタリ当てはまるような戦いでもあった。

織田勢力下の七尾城に援軍としてやって来た織田信長の重臣・柴田勝家だが、すでにこの時には七尾城の織田側武将が一掃され、上杉方になっているとはつゆ知らず、七尾城近くの手取川を越えてしまう。

後ろに手取川があり、たやすく戻れない不利な状況の柴田勝家・織田軍を、ここぞとばかりに奇襲した上杉軍が圧勝するのは当然の成り行きであった。

手取川の戦い 上杉謙信VS柴田勝家・織田軍

戦国時代においては、常に近隣大名の動向に目を向け、いち早く最新情報を入手した大名が機先を制して、他を圧倒するのは言うまでもない。

もちろん織田信長も情報の重要さには気づいており、ライバル大名の情報収集には努めていたのだが、この「手取川の戦い」においてはアップデートされた情報を掴みきれなかった。

反対に、七尾城はまだ織田勢力下であるかのような情報統制を上手く敷き、インフォメーション・コントロールをした上杉謙信の方に軍配が上がった。

現代でも情報は重要なファクターであり、情報なくして次の一歩は踏み出せない。

「手取川の戦い」があった今日という日は、そんな情報の重要性やありがたさをあらためて知る、良い機会なのかもしれない。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099