斬新でインパクトのあるポスターが特徴的だったとしまえん【連載:アキラの着目】

先月末で94年の歴史を閉じた東京都練馬区の遊園地・としまえん。

豊富なアトラクションや「機械遺産」に認定された回転木馬「カルーセルエルドラド」、流れるプールなど、首都圏の民なら誰でも知っているほどの遊園地だった。

また、としまえんは園内に注目を集めただけでなく、テレビCMやポスターといった広告も斬新で目を引いた。

特にとしまえんのポスターは、昭和期におけるPARCOのポスターを彷彿とさせるような見た目のインパクトが特徴的だった。

そのとしまえんのポスターの幾つかを掲載してみる。

いかがだっただろうか、駄洒落のキャッチコピーがあったり、時代背景を反映していたり、”旬の人”を起用していたりで、実に多彩だ。

また、マッド・アマノさんの風刺ポスターのデザインっぽいテイストだったり。

さすが人々を楽しませる遊園地だけに、遊び心を観るものに感じさせるポスターの数々だ。

しかし、としまえんのポスターをもう今後は観ることができない。

もっととしまえんに行っときゃ良かった、と後悔しっ放しだ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099