心身の健全な育成、「鬼ごっこのある町」の世界的普及を目指す(社)鬼ごっこ協会【連載:アキラの着目】

幼少期に誰もが友人連中と日が暮れるまで遊んだ鬼ごっこ。

この鬼ごっこを大真面目に取り組み、「スポーツ鬼ごっこ」というスポーツ競技に昇華させ、普及活動等をしているのが一般社団法人鬼ごっこ協会だ。

2010年から「スポーツ鬼ごっこ」の普及拡大に着手し、2017年の時点では「スポーツ鬼ごっこ」の競技人口は約51万人にまで増加するに至った。

一般社団法人鬼ごっこ協会 Onigokko Association 公式Facebookページ @onigotter から引用
一般社団法人鬼ごっこ協会 Onigokko Association 公式Facebookページ @onigotter から引用

なぜここまで鬼ごっこというものに対し、一般社団法人鬼ごっこ協会は真摯に向き合っているのかというと、鬼ごっこには様々な可能性を秘めているからに他ならない。

1つ目は、ビデオゲームやスマホ等、室内で遊ぶのが常態化している最近の子供たちに、鬼ごっこを通じて外で遊ぶことの楽しさを伝え、明るく元気で健康な心身づくりに貢献することだ。

2つ目は、年齢・性別に関係なく遊べる鬼ごっこは、チーム間や世代間で声を掛け合ったり、共に戦術を練ったりすることでコミュニケーションが生まれることだ。

3つ目は、運動神経の良し悪しに関係なく、鬼ごっこで遊ぶ皆で同じ楽しさを共有できるし、誰でも気軽に参加できるハードルの低さが鬼ごっこにはあることだ。

4つ目は、鬼ごっこを昇華させた「スポーツ鬼ごっこ」をすることによって、当然ながら勝ち負けにこだわるようになり、どうしたら勝てるようになるかについて考えるようになり、子供たちの思考力や想像力、いわゆる最新ワードでいうところの「反実仮想」を鍛えられ、シミュレーション能力の上昇が期待されることだ。

ここまでくると、もはやたかが鬼ごっことは言い難く、立派な教育ツールだ。

こうした鬼ごっこの利点を提唱し、普及に努めている一般社団法人鬼ごっこ協会は、公式HP上でこう述べている。

・「一般社団法人鬼ごっこ協会は、『鬼ごっこのある町』を世界中に普及していくことを目指しています。活動の中心は、スポーツ鬼ごっこを活用した地域で開催する大会やイベントです。」
・「『鬼ごっこ』を通じて、地域社会の人々がいつの時代にも心身ともに健全に育まれていくこと」

世界中の都市や町、村にまで「スポーツ鬼ごっこ」が普及すれば、心身ともに健全な子供が世界中に増え、地域も健全に発展することだろう。

【公式Instagram】一般社団法人鬼ごっこ協会@鬼ごっこのある町づくり onigokko.associationから引用
【公式Instagram】一般社団法人鬼ごっこ協会@鬼ごっこのある町づくり onigokko.associationから引用

高邁なビジョンを掲げる一般社団法人鬼ごっこ協会の活動に今後も注目だ。

【スポーツ鬼ごっこ 詳細】
★基本ルール
①時間内にトレジャー(宝)を多くハント(獲得)したチームが勝ちとなる。
②相手のトレジャーを取りに行きながら、自陣の宝を守る。
③タッチする時は、必ず両手でしっかりとタッチする。
④Tサークルの内側には守りの選手は入ってはいけない。
⑤センターラインを越えて敵陣に入り、相手にタッチされたら自陣のSエリアに戻れば、再スタートすることができる。
⑥敵陣のSエリアに入ると相手からタッチをされない。
⑦タッチする時に、押したり、叩いたり、危険な行為はしてはいけない。

★試合時間・プレイヤー数・審判員等
・試合時間:5分間×2(ハーフタイム2分間)
・フィールドプレイヤー数:7人制(1チーム10~12名編成)
・審判員:主審1名・副審2名・スコアラー1名・(第2主審)
※上記以外の詳細の公式ルールは、公式ルールブックに掲載。
※詳細ルールについては、ライセンス研修会にて教授

一般社団法人鬼ごっこ協会 | 公式HPから引用
一般社団法人鬼ごっこ協会 | 公式HPから引用

■一般社団法人鬼ごっこ協会 | 公式HP
http://www.onigokko.or.jp/

■一般社団法人鬼ごっこ協会 Onigokko Association 公式Facebookページ @onigotter
https://www.facebook.com/onigotter/

■【公式Twitter】一般社団法人鬼ごっこ協会@スポーツ鬼ごっこ&伝承鬼ごっこの普及 @onigotter
https://twitter.com/onigotter

■【公式Instagram】一般社団法人鬼ごっこ協会@鬼ごっこのある町づくり onigokko.association
https://www.instagram.com/onigokko.association/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099