過去に大した地震もなく、比較的硬い地盤と思われていた場所でも、実際に地震が起きてみたら液状化現象が起こり、住居が傾いてしまった、半壊してしまった、等々の例が決して少なくない日本列島。
100円ショップで購入した物が壊れてしまったのならば、安かろう悪かろうで仕方ないかと諦めがつくものの、数千万円、あるいは数億円で購入した住宅などであれば、地震によって傾いた、半壊した、全壊したら、それこそ目も当てられない。
現代は情報社会であるから、こうしたことを未然に防ぐ手立ては以前と比べ、格段に存在する。
地盤の硬さを調べられるサイトで調べるのも良し、地震の発生確率を推測しているサイトで調べるのも良し、判断材料になるものは探せばいくらでもある状況だ。
そんな中、過去がどのような所だったのかが一目瞭然でわかるスマホアプリがある。
そのスマホアプリとは『昔の航空写真地図』だ。
操作は簡単!
『昔の航空写真地図』をクリックして起動させたら、検索窓に検索したい地名や施設を入力すれば、画面の左半分に1970年代の航空写真が表示され、右半分には現在の航空写真が表示される。
例として、東京ディズニーランド、東京ドーム、新千歳空港のキャプチャ画像を以下に掲載するが、確かに一目瞭然で過去どのような場所だったかわかる。
東京ディズニーランドは埋め立てた空き地であることがわかり、実際に東日本大震災の時は、この東京ディズニーランドを含めた浦安一帯は液状化現象や地盤陥没が起こった顕著なエリアだったのだ。
今後、日本では大地震がどこで起きてもおかしくはないといわれている。
その地震対策の一助として、この『昔の航空写真地図』を活用するのもありだろう。
■App Store 昔の航空写真地図
https://goo.gl/Rr49oB
■Google Play 昔の航空写真地図
https://goo.gl/buXZkw