外国人が圧倒的に多い忍術道場・武神館道場本部【連載:アキラの着目】

2018年03月07日

日本生まれのものだけど、日本よりもむしろ海外で絶大な人気を博しているものがある。

それは忍術や忍者だ。

日本における忍者のイメージは、諜報活動をしたり、様々な武器を駆使して敵をくらます、といったもので、武士、侍の方が鎧兜に身を固めている分だけ格好良いと思っている人間が多い。

しかし、海外では映画等の影響もあってか、武士、侍同様、あるいはそれ以上であるかもしれないくらいに忍者に首ったけだ。

そうした海外人気をまさに反映しているのが、戸隠流忍術34代目継承者の初見良昭先生が開いている武神館道場本部だ。

初見良昭先生は、アメリカのFBI特殊部隊をはじめとして、これまでに世界30ヵ国以上の軍隊や警察等で武術指導をしてきた実績がある。

道場内は、初見良昭先生と直弟子以外は外国人ばかりで、ある意味異様な光景に見えてしまうくらいの大盛況ぶりだ。

戸隠流忍術34代目継承者・武神館創始・初見良昭先生「武神館」大光明祭編

初見良昭先生が創始の武神館では、前述の通り初見良昭先生が戸隠流忍術34代目継承者であることもあり、戸隠流忍法はもちろんのこと、雲隠流忍法、玉心流忍法、虎倒流骨法術、義鑑流骨法術、玉虎流骨指術、高木揚心流柔体術、神伝不動流打拳体術、九鬼神伝流八法秘剣といった忍術・武術諸流派を統合した技術を教えている。

外国人の人達は、物珍しさや忍者好きもあるだろうが、やはり中世時代から脈々と続いてきた忍術を残したい、継承したいという思いが1番強いのかもしれない。

本来ならば、そうした忍術を残したい、継承したいという思いは、日本人こそ持っていなければならないはずだが、ご覧の通り現実は圧倒的に日本人弟子は少ないようで、悲しい現実でもある。

筆者の考えとしては、最も望ましいのは、日本人が日本の伝統や文化を大切にしながら、継承・伝承し、後世に残してゆくことなのだが、それが叶わないのであれば、どこの国の人でも構わないとも思っている。

日本人が忍術や忍者に興味がそれほどなく、やり手がいないのであれば、忍術・忍者の好きな外国人に継承してもらえばいいのだ。

そういった意味では、初見良昭先生の武神館は、継承者を多く遺すことに最も貢献している道場といえよう。

■武神館道場本部
師範:戸隠流忍術34代目継承者・初見良昭
所在地:千葉県野田市野田636

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099