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伝説の刑事ドラマ『Gメン’75』、DVDとマガジンで鮮烈に蘇る!【連載:アキラの着目】

隔週刊 Gメン'75 DVDコレクション ディアゴスティーニ  Gメン'75 DVDコレクション専用サイトから引用これまでのニッポンニュースでは『大都会』や『西部警察』といった石原プロモーション制作の刑事ドラマを頻繁に取り上げてきた。

今回は石原プロモーション制作の刑事ドラマではないのだが、やはり一世を風靡した伝説の刑事ドラマ『Gメン’75』を取り上げる。

『Gメン’75』といったら、やはり真っ先に思い浮かべるのが、ドラマのOPシーンだろう。

丹波哲郎演じる黒木警視を筆頭に『Gメン’75』の刑事たちが、どこの空港の滑走路か知らないが、横一線に並び手前に歩みを進めるシーンだ。

『Gメン'75』OPシーンから引用
『Gメン’75』OPシーンから引用

この定番のOPシーンを思い浮かべてしまう貴方は、おじさん・おばさんということでもある。

そんなことはさておき、この度、かの分冊百科の出版でお馴染みのディアゴスティーニから『Gメン’75』がDVDとマガジンで鮮烈に蘇ったのだ!

隔週刊 Gメン'75 DVDコレクション ディアゴスティーニ  Gメン'75 DVDコレクション専用サイトから引用
隔週刊 Gメン’75 DVDコレクション
ディアゴスティーニ  Gメン’75 DVDコレクション専用サイトから引用

隔週刊「『Gメン’75』DVDコレクション」と題した分冊マガジンの創刊号が去る5月18日に発売されたばかり。

気になる価格は、隔週刊「『Gメン’75』DVDコレクション」創刊号が特別価格499円(税込)で、第2号移行は1,799円(10%税込)で提供される。

隔週刊「『Gメン’75』DVDコレクション」は、全355話をコンプリートしたDVDと、各話のあらすじやロケ地、俳優などについての多彩なコラムが盛り込まれたマガジンの「ストーリーガイド」がセットになっている。

■隔週刊 GMEN’75 DVDコレクション【デアゴスティーニ TVCM30秒】

『Gメン’75』の俳優陣も一人ひとりに華がある役者揃いで、それぞれの俳優にフォーカスを当てた回もあり、見応え充分だ。

弊社代表の江東良一とかなり以前から親交のある倉田保昭先生は、この『Gメン’75』ではカンフーの使い手・草野刑事を演じ、「香港カラテシリーズ」で持ち前のハードなアクション等を披露した。

『Gメン'75』「香港カラテシリーズ」で草野刑事を演じる”和製ドラゴン”の倉田保昭先生 隔週刊 GMEN’75 DVDコレクション【デアゴスティーニ TVCM30秒】から引用
『Gメン’75』「香港カラテシリーズ」で草野刑事を演じる”和製ドラゴン”の倉田保昭先生
隔週刊 GMEN’75 DVDコレクション【デアゴスティーニ TVCM30秒】から引用

まさに『Gメン’75』の「香港カラテシリーズ」は倉田保昭先生にフォーカスを当てるために設定されたストーリーで、今観てもさすが”和製ドラゴン”だけある見事な演技だ。

また、ドラマもさることながら、OPテーマ曲やED曲、BGMは先日他界された菊池俊輔氏が担当しており、菊池ワールドの一端を堪能したい人にも満足できるはずだ。

今ならば、ディアゴスティーニの『Gメン’75』DVDコレクション専用WEBサイトから定期購読を申し込めば、様々な特典もあるので、昭和を懐古したい人、昭和を知りたい人は直ちにディアゴスティーニの『Gメン’75』DVDコレクション専用WEBサイトに駆けつけろ!

隔週刊 Gメン'75 DVDコレクション ディアゴスティーニ  Gメン'75 DVDコレクション専用サイトから引用隔週刊 Gメン'75 DVDコレクション ディアゴスティーニ  Gメン'75 DVDコレクション専用サイトから引用

隔週刊 Gメン'75 DVDコレクション ディアゴスティーニ  Gメン'75 DVDコレクション専用サイトから引用
隔週刊 Gメン’75 DVDコレクション
ディアゴスティーニ  Gメン’75 DVDコレクション専用サイトから引用

■隔週刊 Gメン’75 DVDコレクション | シリーズトップ
https://deagostini.jp/gmd/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

『仮面ライダー』等の特撮・アニメから『暴れん坊将軍』等も手掛けた作曲家・菊池俊輔さん死去【連載:アキラの着目】

『仮面ライダー』、『ゲッターロボ』、『Gメン’75』、『暴れん坊将軍』などの主題歌やテーマ曲を数多く手掛けた、作曲家・菊池俊輔さんが4月24日、入院していた都内の療養施設で誤嚥性肺炎のため亡くなったと日本音楽著作権協会(JASRAC)が4月28日に発表した。

89歳の生涯だった。

葬儀は親族のみで執り行なわれ、お別れの会については「未定」とのこと。

昨年2020年10月に昭和歌謡のヒットメーカー・筒美京平さんが亡くなったばかりだが、まさかその半年後にまた偉大な日本の作曲家が亡くなるとは予想だにしなかった。

菊池俊輔さんは1931年11月1日、青森県弘前市の生まれ。

1961年に『八人目の敵』で劇伴デビュー、東映や松竹等で制作された映画の音楽を手掛けた。

昭和の子供たちにとっては、『仮面ライダー』、『ゲッターロボ』、『新造人間キャシャーン』といったアニメや特撮ヒーローものの主題歌を作曲したおじさんとして知られており、一度聴いたらすぐに耳に馴染んで歌える名曲ばかりだった。

『仮面ライダー』エンディング画面で表示されていた菊池俊輔さんの氏名
『仮面ライダー』エンディング画面で表示されていた菊池俊輔さんの氏名

そうした勇ましい名曲を手掛けたかと思えば、『ドラえもんのうた』のようなほのぼのとした曲も手掛けたりで、自由自在に曲を生み出す天才だと筆者は思っている。

子供達のための曲だけにとどまらず、『吉宗評判記暴れん坊将軍』(『暴れん坊将軍』テーマ曲)や『Gメン’75』オープニング&エンディングテーマ曲も作曲しており、これらは誰でも耳にした経験がある名曲だ。

1983年に第6回日本アカデミー賞優秀音楽賞、2015年に第57回日本レコード大賞功労賞等、数々の受賞歴がある。

以下の名曲は、菊池俊輔さんの膨大なディスコグラフィにおける、ほんの5曲に過ぎないが、インパクト抜群のメロディだったり、覚えやすい秀逸なメロディラインだったりで、誰もが口ずさめるものだ。

■特撮ヒーロー『仮面ライダー』 主題歌「レッツゴー!!ライダーキック」

■アニメ『新造人間キャシャーン』主題歌

■アニメ『ゲッターロボ』主題歌

■時代劇ドラマ『暴れん坊将軍』オープニングテーマ

■刑事ドラマ『Gメン’75』オープニングテーマ&エンディングテーマ『面影』

松原みき『真夜中のドア』がSpotify(音楽ストリーミングサービス)で15日連続世界1位を樹立したのは記憶に新しいが、菊池俊輔さんの曲も世界中のオタクが知り得ており、いつ1位になったとしても決して不思議がられることはないクオリティ&人気かと筆者が個人的には思っている。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

FJ時事新聞ニッポンニュース厳選!刑事ドラマテーマ曲3選【連載:アキラの着目】

頻繁に起こる銃撃戦や、派手なカーチェイス&カーアクションが”ウリ”だった、昭和の刑事ドラマ。

しかし、そうしたインパクトのある映像だけでなく、秀逸なメロディのテーマ曲やBGMも視聴者を惹きつけていたのだ。

今回のニッポンニュースは、ニッポンニュース編集部の独断で刑事ドラマのテーマ曲ベスト3を厳選してみた。

1.『ワンダフルガイズ』(刑事ドラマ『西部警察 PartⅢ』オープニング・テーマ曲)

西部警察PartⅢ

今では実現不可能な撮影として語り継がれているのが、戦車が銀座を走行する『西部警察 PartⅠ』での第1話&第2話。

その後継シリーズ第3弾が『西部警察 PartⅢ』なのだが、相変わらずパトカーの損壊率(!?)もPartⅠに劣らず、派手な爆破シーンや銃撃戦もあり、今観てもアクションドラマとして十分に楽しめる。

もちろん渡哲也を筆頭に、各刑事に扮する俳優陣による迫真の演技も見どころだ。

肝心のテーマ曲だが、オーケストラの演奏に耐えられる曲調の中に、エレキギターのアドリブ的な間奏が入るというもの。

一度聴いたら、耳に残りやすいメロディラインと、そこまで考慮したのか不明だが、ハミングや口三味線、口笛で再現する際に無理のない音域で構成されているのも良い。

■西部警察PartⅢ op – YouTube

2.刑事ドラマ『大都会PARTⅢ』オープニング・テーマ曲

大都会PARTⅢ

この『大都会PARTⅢ』も『西部警察』同様に石原軍団による刑事ドラマ。

時期としては『大都会』シリーズが先に放映され、『西部警察』はその後だ。

シリーズ1作目『大都会』は、暗く垂れ込めるようなイメージのドラマだったが、シリーズ2作目『大都会PARTⅡ』、シリーズ3作目『大都会PARTⅢ』と追うにつれ、アクションシーンが多くなり、またテコ入れした俳優陣の充実さも光り、1作目のような暗さは解消された。

ドラマ・イメージと比例するように、1作目のテーマ曲はどんよりした曲調だったが、シリーズを追う毎に明るくなった印象。

とりわけシリーズ3作目『大都会PARTⅢ』のテーマ曲は、パトカーのサイレンを連想するような、のっけからリフレイン調のメロディ。

メリハリ感もあって、筆者にとっては”中毒性”の高い名曲だ。

■大都会PARTⅢテーマ曲 – YouTube

3.刑事ドラマ『Gメン’75』オープニング・テーマ曲(フルサイズ Ver)

Gメン'75

毎回、なぜか空港の滑走路で歩みを進めるメンバーたちが映し出されるオープニングだった刑事ドラマ『Gメン’75』。

テーマ曲は、特撮ヒーロー物の主題歌を手掛けてきた菊池俊輔氏の作曲だ。

大滝詠一や中島みゆきの曲を聴けば誰でも「ああ、大滝詠一の曲だ、中島みゆきの曲だ」とわかるように、慣れてくると菊池俊輔氏の曲もわかってくるものだ。

演歌ほど”押し付けがましくない”郷愁さが漂うようなメロディとでも言っておこうか。

■『Gメン’75』テーマ曲(フルサイズ Ver)

以上、ニッポンニュース編集部の独断で選んだ刑事ドラマのテーマ曲ベスト3だったが、いかがであっただろうか?

『太陽にほえろ』のテーマ曲がランキングインしていない、等々の不満もおありかと思うが、また別の切り口で今回選ばれなかった曲は、紹介することができれば、と考えている。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099