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写経したかのような無心になれる本『日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり』【連載:アキラの着目】

新型コロナウイルス感染者数が全国至る所で爆増していることから、引き続き不要不急の外出を控えるように促されている現在、おおっぴらに旅行できる状況でないのは言うまでもない。

しかし、旅行したくてウズウズしている人も大勢いるはず。

そんな人達が少しでも旅行欲求を消化できるのではと、今回のニッポンニュースで紹介するのが、7月7日に発売されたばかりの書籍『日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり』(ダイヤモンド社・著者:林 雄司・監修:古橋大地)だ。

日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり(ダイヤモンド社 著者:林 雄司,、監修:古橋 大地) Amazonから引用
日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり(ダイヤモンド社 著者:林 雄司,、監修:古橋 大地)
Amazonから引用

何?地図なぞり?

「地図なぞり」という何やら耳慣れぬワードが飛び出したが、シンプルにそのまま地図をなぞるから「地図なぞり」なのだ。

『日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり』は、その「地図なぞり」を楽しめる本で、うっすらと描かれた日本地図をペンでなぞってゆくだけで、いつしか集中し、無心状態になることができ、ちょうど写経をしているような状態にどっぷりと浸れるのだとか。

なぜそんな状態になれるのかは、今後時間を追う毎に解明されるだろうが(!?)、1つにはペンでなぞりたくなる海岸線が日本には存在することも影響しているようだ。

三陸海岸(岩手県)、五島列島(長崎県)、野付半島(北海道)といった独特の形状をした海岸線が、”なぞり甲斐”があるということなのだろう。

もちろん、海岸線以外の”なぞり甲斐”のあるエリア、例えば富士山の等高線だったり、湖、川、城、台風の進路や船の航路までもなぞることができ、なぞることであらためて自分たちの住む日本の地形や距離感などを再発見できるメリットもある。

たったのペン1本でイマジネーションを膨らませながら、旅行気分も味わえるので、今後「地図なぞり」は人気を獲得してゆくことは確実だ。

医学博士であり、解剖学者として有名な、かの養老孟司先生も『日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり』を絶賛・推薦しているので、「地図なぞり」は良い脳トレでもあるかもしれない。

このお盆休みには、どこにも行けず、自宅で暇を持て余している人には『日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり』をオススメだ。

 

【日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり 詳細】

・著者:林 雄司
・監修:古橋大地
・出版社:ダイヤモンド社 (2021/7/7)
・発売日:2021/7/7
・言語:日本語
・単行本(ソフトカバー):80ページ
・ISBN-10:4478113599
・ISBN-13:978-4478113592

 

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FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099