先週からの河川の氾濫、水位の上昇、山の土砂崩れで甚大な被害を出している中国・四国地方。
これまで天災らしきものにあったことのない地域でも、近年の異常気象が原因か、大洪水にみまわれたりしている。
こうなると、もはや過去のデータや経験則が今後も当てはまるという保証はなく、全国到るところで今回のような大災害が起きても不思議ではないのだ。
そうなると、今のうちにやっておきたいのが災害への備えだ。
様々な防災グッズが販売されているが、その中から今回のニッポンニュースでは「水に浮く防災用リュック」を取り上げてみる。
見た目は至ってシンプルで普通のリュック。
しかし、リュックの中には浮力材パットが埋め込まれていたり、反射テープが付けられていたりで、やはりそれなりの防災機能が織り込み済みなのだ。
肝心の浮力は、10kgfで、これは体重100kgまでの人ならば、水に浸かっても浮くことができるというものだ。
もちろん、リュックに重い物やその他の荷物を入れた状態ならば、約80%~90%の浮力に減少するのであしからず。
通常水泳が得意な人でも、衣服着用時だと、水を吸った衣服が重くなり、裸体の条件とは明らかに異なるので、溺れてしまったり、また土砂や砂利を吸って肺に溜まってしまうことで窒息したりするので、まずは水面に浮かび、体力を温存することが重要になってくる。
都市は河川が縦横無尽に走っていたり、せいぜい海抜数mの場所も少なくないため、普段から水害対策としての「水に浮く防災用リュック」を持っていると安心だろう。
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