「加賀百万石」といわれた加賀藩の城下町・金沢(石川県)は、徳川太平の世において城主の前田家が豪華絢爛な文化を開花させた街として名を馳せている。
ふんだんに金箔が使われた様々な美術工芸品は、まさにその豪華絢爛な文化の象徴ともいえよう。
そうした下地のある街の金沢だけに、ソフトクリームも豪華絢爛なのだ。
なんと、大胆にも金箔1枚を纏った贅沢なソフトクリームが存在するのだ。
そのソフトクリームが、箔一の「金箔のかがやきソフトクリーム」だ。
当初、2015年北陸新幹線開通記念に合わせ、限定1,000個だけの販売のはずだった。
しかし、竹箸で1枚1枚持ち上げ、息を吹きかけて波紋のように広がる金箔を工芸品に貼る「箔移し」という職人技を、金沢観光の目玉にしようということで、期間限定でなくなったのだ。
箔一の「金箔のかがやきソフトクリーム」は、その見た目、味もさることながら、やはりこの「箔移し」の瞬間が見どころなので、購入時は見逃さないようにしよう。
「これぞ日本!」が詰まった金沢に行ったら、迷わず箔一の「金箔のかがやきソフトクリーム」を食べることを推奨する。
【箔一の「金箔のかがやきソフトクリーム」】
値段(税込):891円(ハクイチ)
■箔一の「金箔のかがやきソフトクリーム」
http://goldicecream.hakuichi.co.jp/
※値段は平成30年8月31日現在のもの