ようやく夏から秋へと様変わりし出したこの時期は、スポーツ大会や運動会の時期でもある。
運動会とは縁遠くなって、その手のプレッシャーから開放された大人とは異なり、子供たちはかっこ悪いところを見せたくない、●●君には負けたくない、といったプレッシャーがのしかかり、運動会が憂鬱になる子もいるようだ。
特にそのプレッシャーが顕著なのが、やはり徒競走なのだとか。
というのも、左回りが圧倒的に多い小中学校などのトラックは、直線を難なく走っても、コーナーに差し掛かると、遠心力で外に膨れてタイムロスが生じたり、また遠心力を抑えるために減速せざるを得なかったり、最悪の場合だと足を滑らせて転倒したりといったことが頻発するから、運動が苦手な子や足の遅い子はそうした状況に上手く対応できず、カッコ悪い結果になってしまうのだ。
しかし、そのようなことも改善されつつある。
2003年に最初のモデルが発売され、現在でも改良を重ねられている『瞬足』があるからだ。
「転ばずに最後まで力いっぱい走らせてあげたい」という開発・営業担当者の思いが、左回りに特化した「左右非対称ソール」というアイデアを生み出し、『瞬足』を完成させた。
「左足の外側」と「右足の内側」に左右非対称のスパイクを配置したことで、しっかりとグリップ力(地面に食いつく力)を発揮できるようになり、左回りのコーナーでも安定した走りが実現したのだ。
『瞬足』を履いて走れば、足の速い子はより速く走ることができ、足の遅い子はなんとか良い勝負にまでもっていけるようになった。
この『瞬足』は、徒競走で速く走るのに特化したシューズではあるのだが、通常歩行でも特に支障なく、歩きやすいシューズとして履くことも可能だ。
「自分の実力は、まだまだこんなもんじゃない」と思っている子は、ぜひこのシューズを履いて徒競走に出てみることだ。
実力を出し切れるかもしれない。
■瞬足クラブ | アキレスシューズ公式サイト
http://www.syunsoku.jp/