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後継者不在、耕作放棄地の問題解決に「田んぼ作業受託」【連載:アキラの着目】

農業に従事する若者もポツポツと現れてはいるが、それでも日本全国でみたら、やはり圧倒的に少なく、2代目が会社員になったため後継者不在で、親の代で農業は終わり、なんてことはよくある話。

そうなると、コメや農作物を生み出していた田畑が、遊休農地・荒廃農地・休耕地などの耕作放棄地となってしまい、野生動物の活動範囲が拡大してしまうこともあるのだとか。

「土地はあるけど、後継者がいない」、「面倒な農作業を別の人に頼みたい」といった問題に直面したら、どうすればよいのだろうか?

そんな問題を解決してくれるのが、農業生産法人(有)鍋八農産だ。

「田んぼ作業受託」を行なっており、3つの作業プランがあり、いずれかを選んで委託できる。

1つ目は、鍋八農産に文字通り全てお任せしちゃう「全受託」。

作業料無料で、土地を預けて、現金またはお米で受け取るプランだ。

鍋八農産HPから引用
鍋八農産HPから引用

2つ目は、田んぼでの一部作業をお任せする「部分受託」。

田植えのみとか土作りのみとか、一部の作業分の料金を支払って、作業をやってもらうプランだ。

鍋八農産HPから引用
鍋八農産HPから引用

3つ目は、特殊設備作業を委託するプラン。

機械や設備を持っていないがために、効率的な農作業ができない場合などは、特殊設備を装備した鍋八農産にやってもらおうというプランだ。

鍋八農産HPから引用
鍋八農産HPから引用

これらのプランを活用すれば、荒れ果てた土地になることなく、お米を生産する田んぼとして機能し、そのうえ収益も得られる。

鍋八農産HPから引用
鍋八農産HPから引用

過疎化や限界集落が待ったなしで来るといわれている地方でも、このような受託作業を請け負う企業が起業されると、頼りになることだろう。

■田んぼ作業受託 | 鍋八農産
https://ssl.nabe8.co.jp/contract.html

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099

都会の真ん中や駅チカの農園・菜園で農作業【連載:アキラの着目】

狭い国土で、山林・山岳地帯を多く占める日本では、農耕地が圧倒的に少ない。

その上、カロリーベースの食料自給率は4割に満たなく、万が一の際には食糧が国民全員に行き渡らないのではということも危惧されている。

そんな状況の中、自分が穀物等を栽培していれば、とりあえずは食うに困らないのではないか、ということで家庭菜園を始める人もちらほら出てきた。

また、都心中心のライフスタイルから地方・農村でのライフスタイルへシフトする人たちも現れ始め、そうした人たちは農業従事者となって農業を支えるようになってきている。
野菜の収穫

しかし、都心を離れ、いわゆる田舎暮らしをしながら農業ができるかというと、様々な制約上、皆ができるものではない。

こうした背景を受けて、最近では都心や駅チカに農園や菜園ができ、会社帰りや休日に農作業をすることができるような環境が整い出した。

都心の真ん中にあるオフィスビルの屋上が農園となり、会社での勤務を終えると、屋上に向かい、服を着替え、農作業に勤しむことができるのだ。
まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!から引用

まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!から引用
まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!から引用

他にも、最寄駅で下車すると、もう駅チカに菜園があり、農作業をしてから帰宅することも可能だ。

旬の時期であれば、栽培した野菜等を引っこ抜いて、そのまま帰宅し、夕食の食材として活用することもできる。

人類は元々、土に触れてきた歴史の方が圧倒的に長いので、現代のようなアスファルトで固められた道路や、コンクリートのビルで囲まれた街にいると、潜在意識にある土に触れたいという欲求が表出するようになり、農園や菜園で土をいじりながらの農作業をしたがるのではないかと思われる。

田舎暮らしで農業をしたくてもできない人は、都会の真ん中の農園・菜園で農業してみてはいかがだろうか。

■まちなか菜園
https://www.machinaka-saien.jp/

■まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!
http://www.machinohatake.jp/

■都会の農園 | お台場の商業施設ダイバーシティ東京 プラザの都内最大級屋上菜園施設
http://www.city-farm.jp/

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責任編集:拡輪 明-HS099