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縁起物同士による最強の組み合わせ、招き猫だるま【連載:アキラの着目】

これまでのニッポンニュースでは度々、縁起物を取り上げてきた。

御朱印であったり、だるまであったり、招き猫であったり、さらには追い出し猫も。

これらはもちろんご利益(ごりやく)のあるものばかりで、それだけで福をもたらしたり、禍をはねのけたりすると古来から言い伝えられてきたものだ。

しかし、そんな縁起の良いものならば、単体でなく、縁起物同士による複合体だったら、もっとご利益があるのではないか?

そんな発想から生まれたのかわからないが、縁起物同士による最強の組み合わせが、実は存在するのだ。

それが招き猫だるまだ。

招き猫だるま 中川政七商店 公式サイトから引用
招き猫だるま
中川政七商店 公式サイトから引用

招き猫とだるまを組み合わせたものであるのは言うまでもない。
招き猫だるま

右手(前脚)を挙げている猫は金運を招き、左手(前脚)を挙げている猫は人(客)を招くと言い伝えられている招き猫は、古くから商売繁盛の縁起物として知られている。

一方、壁に向かって九年の座禅を行ったことで、手足が腐ってしまった達磨大師に因んで作られたのが、手足のない置物のだるまだ。

倒れても起き上がってくることから、縁起物として飾られ、選挙に当選した際や大願成就した際に、だるまの目を筆で書き入れるのはすっかり慣習として定着している。

この招き猫とだるまが組み合わさったのだから、招き猫だるまは最強の縁起物であることは間違いない。

しかも、だるまの長所を取り入れた作りとなっており、ころんと転がっても立ち上がるようになっているのだ。

苦難に遭遇しても立ち上がり、福を呼び込む招き猫だるまは、贈答品にもバッチシだ。

■招き猫だるま|家を装う|中川政七商店 公式サイト
https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639452832/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099