今回のFJ時事新聞ニッポンニュースで取り上げるのは「江戸文化歴史検定」だ。
慶長8年(1603)に徳川家康が江戸幕府を開いて以来、長きに渡り戦乱のない平和な時代が続いた江戸時代。
江戸時代は、人々の暮らしの中から四季折々の年中行事や祭りが生まれ、さらに洗練された美意識や生活文化が形成され、文化や生活様式、社会秩序が成熟期を迎えていたのだった。
また、江戸時代には寺子屋が発達したことで、識字率は当時の世界でも最高水準であった。
江戸時代の優れた文化や先人たちの生活の知恵は、技術進歩や経済発展で豊かさを謳歌している現代ニッポンにも役立つことばかり。
昨今見失われがちな日本の心を思い起こし、未来に役立てようとの趣旨のもと、2006年に第1回江戸文化歴史検定が実施され、現在に至っているのだ。
「江戸文化歴史検定」は1級、2級、3級に分かれ、3級は短期の観光旅行レベル、2級は短期留学のレベル、1級は現地で旅行ガイドとして生計が立てられるレベルとのことだ。
江戸の文化・歴史は範囲が広く、その範囲内の知識は膨大だ。
この膨大な知識を丸暗記しようとすれば、苦痛となってしまう。
なので、面白いと感じたところから着手して、楽しく知識を覚えていくほうが結果的には覚えやすく、江戸文化歴史検定合格への近道となるのでは、とのことだ。
次の江戸文化歴史検定は15回目を数え、2020年6月28日(日)に東京・大阪にて開催する(2級・3級のみ)。
江戸の文化・歴史に自信のある人は、いっちょ腕試しだ。
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