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ヤバ過ぎるくらい強い!将棋・藤井聡太七段(17)【連載:アキラの着目】

2016年に史上最年少(14歳2ヵ月)で四段に昇段(プロ入り)し、その後、あれよあれよと勝ち続け、気づけばもう七段。

今では”日本一強い高校生”とも言われているのが、将棋の藤井聡太七段(17)だ。

藤井聡太七段 日本将棋連盟HPから引用
藤井聡太七段
日本将棋連盟HPから引用

藤井聡太七段の何が凄いのかというと、まだ17歳の現役高校生なのに、もうタイトルに挑戦していることだ。

将棋界には、名人、竜王、棋王、王将、棋聖、叡王、王座、王位の8タイトルが存在する。

この中の棋聖と王位への挑戦者となり、棋聖戦では渡辺明棋聖に2連勝、王位戦では木村王位に先勝し、タイトル戦ではいまだ負けなしなのだ。

イマイチ、ピンと来ていない人のために別の例えで言うと、新弟子からようやく一人前の相撲取りになった少年が、横綱、大関、関脇といった力士たちに連勝してゆくようなものとでも言えばわかりやすいかと。

将棋界にはランキング形式で戦う「順位戦」があり、A級(ランキング1位~10位の棋士)、B級1組(ランキング11位~23位までの棋士)、B級2組(ランキング24位~48位までの棋士)、C級1組(ランキング49位~85位までの棋士)、C級2組(ランキング86位~137位までの棋士)に分かれているのだが、全棋士トップ10人のA級棋士との対戦成績が2020年7月6日現在、20勝11敗で、藤井聡太七段は圧倒的に勝ち越しているのだからヤバ過ぎる!

現在、藤井聡太七段はB級2組在籍なのに、だ。

これは、天才集団の棋士の中でも、さらに群を抜く天才ということに他ならない。

棋聖戦は先に3勝を上げた棋士が、棋聖を獲得するというタイトル。

藤井聡太七段はあと1勝すれば、藤井聡太七段が「藤井聡太棋聖」となり、史上最年少の快挙となるから、この先も目が離せないし、離してはならない!

■日本将棋連盟
https://www.shogi.or.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099