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初お披露目史料の展示もあれば参加型イベントもあり、「MEET三成in関ケ原2021」【連載:アキラの着目】

敗軍の将として誰しもの脳裏に刻まれている戦国武将の石田三成。

近年においては、敗軍の将といえども、新たな史料の発見や、さらなる研究による新説が出てきたりで、明智光秀のように従来から伝えられている負のイメージが払拭されることもあり、石田三成もまさにそうだ。

豊臣秀吉亡き後、掟を守らずに権力の拡大を図る徳川家康に真っ向から挑んだ石田三成は、主君想いの名武将としてもっと広く知られてしかるべきなのだ。

そんな石田三成の魅力を幅広く紹介するイベント「MEET三成in関ケ原2021」が絶賛開催中だ。
7月17日(土)~9月26日(日)まで開催中の「MEET三成in関ケ原2021」 岐阜関ケ原古戦場記念館 公式サイトから引用

7月17日(土)~9月26日(日)まで開催中の「MEET三成in関ケ原2021」 岐阜関ケ原古戦場記念館 公式サイトから引用
7月17日(土)~9月26日(日)まで開催中の「MEET三成in関ケ原2021」
岐阜関ケ原古戦場記念館 公式サイトから引用

メインの展示イベント「MEET三成in関ケ原2021」は、その名の通り石田三成をテーマとした展示で、
① 石田三成ゆかりの滋賀県(長浜市、彦根市、米原市)や大垣市と連携し、三成の生涯、人物像などを紹介するパネルの展示
② 長野剛(イラストレーター) 武将イラスト原画の展示
③ 石田三成が主人公のマンガ「ミツナリズム」複製原画の展示 など
という内容。

これ以外では、石田三成・小西行長・島津義弘・宇喜多秀家連署禁制(合戦直前発布)、豊臣家奉行人連署状、島左近肖像といった今回初めてお披露目する特集展示「石田三成と関ケ原」などがある。

さらに他には、石田三成の実像に迫ったり、石田三成によって関ヶ原の戦いで西軍大将に担ぎ出された毛利輝元および毛利一族について語る講演会「石田三成と西軍武将」や、三成○×クイズ、石田三成と記念撮影(クロマキー)、等々、参加型イベントもあり、十分に楽しむことができるコンテンツばかりだ。

現時点では新型コロナ蔓延で外出を自粛すべき時期だが、新型コロナの感染拡大が一息ついた暁には、「MEET三成in関ケ原2021」に足を運んでみよう。

9月26日までの開催期間なので、まだ期間的には大丈夫だ。

【「MEET三成in関ケ原2021」 詳細】

・会場:岐阜関ケ原古戦場記念館
・所在地:〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
・開催期間:7月17日(土)~9月26日(日)
・時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
・休館日:毎週月曜日(月曜日祝日の場合は翌日)
・入館料:記念館の入館券必要(一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下無料)
・問合せ:TEL 0584-47-6070(9:30~17:00 休館日除く)
※事前予約制

■7月17日(土)~9月26日(日)「MEET三成in関ケ原2021」を開催 – 岐阜関ケ原古戦場記念館
https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/news/p3787/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099