6月25日(木)4時47分頃、千葉県で最大震度5弱を観測する地震があった。
震源地は千葉県東方沖で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は6.2と推定。
幸い、この地震による津波の心配はなしだ。
気象庁は、この地震について緊急地震速報を発表している。
■震度速報(令和2年6月25日04時50分 気象庁発表)
25日04時47分ころ、地震による強い揺れを感じた
震度3以上が観測された地域を告知
・震度5弱:千葉県北東部
・震度4:茨城県南部、千葉県北西部、千葉県南部
・震度3:茨城県北部、栃木県南部、埼玉県北部、埼玉県南部、東京都23区、神奈川県東部、神奈川県西部、山梨県東部・富士五湖
今朝の地震は強い揺れだったため、スマホの地震速報で飛び起きた人も多かったのでは。
しかし、強い揺れや地域にこだわらなければ、日本全国での地震はほぼ毎日頻発している。
長野県中部や茨城県北部、薩摩半島西方沖、奄美大島近海、沖縄本島北西沖、根室半島南東沖、岩手県沖、等々、北は北海道から南は九州・沖縄まで津々浦々で大小の地震が頻発しているのだ。
日本列島が、北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートという4つのプレートが集中する上に存在するため、プレートの歪みが地盤の揺れ、すなわち地震となるのだ。
首都圏および関東圏では、9年前3月11日の東日本大震災があったことは記憶に新しいが、関東大震災(1923年9月1日)クラスの大地震ともなると、もう100年近く発生していない。
地震には発生する周期があるとのことだから、そろそろその関東大震災クラスの大地震がいつ発生してもおかしくはない現況であるがゆえに、常日頃から地震対策を準備しておきたいものだ。