北海道には、北海道だけでしか販売していない商品がある。
「北海道限定」と但書きがある商品がそれなのだが、その「北海道限定」の中でも、FJ時事新聞編集部がおすすめする商品を今回はご紹介しよう!
いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」
全国で販売されている、いろはす天然水。
しかし、このいろはす天然水には北海道限定の味が存在する。
それは、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」だ。
ハスカップをよく知らない人のために簡潔に説明すると、ハスカップとは、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で、和名はクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)。
ハスカップという言葉自体は「枝の表面になるもの」という意味のアイヌ語だ。
ハスカップの実には、ブルーベリーの何倍も多いといわれているビタミンCやアントシアニン(眼に良いとされる物質)が含まれ、そのうえ鉄分・ビタミンE・カルシウムも豊富に含まれている。
そのためか、ハスカップの実は昔から「不老長寿の秘薬」ともいわれていた。
そんなハスカップのフレーバーは、柑橘系とは異なる、丸みのある酸味といえばいいのか、とにかくその酸味が口に流し込んだ直後から、口内に香り立つ。
最初にこの、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」を新千歳空港の売店で購入した際に、店員のおばちゃんから「このハスカップ フレーバーを珍しがって、一度に7、8本まとめて買う人もいるんですよ~!」と言われた。
それくらい熱狂的な人がいるくらいの、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」だ。
キリンガラナ
キリンガラナも北海道限定の炭酸飲料だ。
ガラナというあまり馴染みのない言葉がネーミングに使われているので、どのような味なのかまったく想像がつかず、それゆえに購入に至ってしまうのだが、いざ飲んでみると、ドクター・ペッパーっぽい味というか、チェリー・コークっぽい味というか、とにかくほんのりケミカルな香りが漂うようなテイストだ。
因みにガラナとは、アマゾン川流域が原産地の、ムクロジ科ガラナ属のつる植物。
ガラナの種子には、豊富なカフェインやタンニンが含まれ、ガラナ種子からアルコール抽出したエキスは疲労回復や滋養強壮に用いられている。
なので、キリンガラナの”役どころ”は、ユンケルなどの滋養強壮ドリンクが出現するまでのオロナミンCに酷似しているような印象だ。
「北海道」ブランドに我々は弱い
今回は、いろはす天然水「北海道限定 ハスカップ フレーバー」とキリンガラナの「北海道限定」を取り上げてみたが、根底には「北海道」ブランドに弱い我々がいるからこそ、「北海道限定」に飛びついてしまっている現実があるのではないかと。
筆者に限ってみれば、商品名に「北海道」が付いているだけで、”体感品質”が約3割増しになっているくらいだ。
貴方も「北海道限定」を探してみよう!