1968年~1989年までの22年間で作曲家年間売上TOP10にランクインしたりなど、第一線で名曲を作り続けた昭和歌謡のヒットメーカー・筒美京平(本名:渡邊榮吉)さんが10月7日、誤嚥性肺炎のため死去した、80歳。
筒美京平さんの生み出した名曲は数知れず、誰もが知るものばかり。
こういうと失礼な言い方になってしまうが、ご年齢の割には若者受けする曲が多く、近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」や少年隊の「仮面舞踏会」、河合奈保子さんの「エスカレーション」、小泉今日子さんの「ヤマトナデシコ七変化」などは、てっきりロッカー崩れの兄ちゃんが作曲しているものだとガキ時分の筆者は勝手に思っていたくらいだ。
そんなギュンギュン唸る曲ばかりかと思いきや、国民的アニメ番組「サザエさん」の主題歌も筒美京平さんが作曲していたのだから、振り幅が広過ぎる。
筒美京平さん作曲作品の総売り上げ枚数は7,500万枚以上、日本の作曲家としては文句なく歴代1位に君臨。
オリコンが集計を開始した1968年から約半世紀に渡り毎年ヒットチャートに名曲を送り込んだその才能は誰もマネできない。
以下、筒美京平さんの簡単なディスコグラフィとして名曲の数々を動画で見てもらいたい。
■ジュディ・オング – 魅せられて Live 1979年
■近藤真彦 スニーカーぶる~す 1980
■近藤真彦 / ブルージーンズ・メモリー
■少年隊 仮面舞踏会
■河合奈保子 エスカレーション
■小泉今日子 ヤマトナデシコ七変化 【1984】
いかがだろうか、令和の今に聴いても全然色褪せない曲ばかりだ。
筒美京平さんのご冥福をお祈り致します。