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ねじ・ばねも網羅した業界専門誌「金属産業新聞」【連載:アキラの着目】

「縁の下の力持ち」的企業を取り上げる「金属産業新聞」

ニッポンでも当然のことながら、ねじやばねを生産している。

ねじ

なので、これまた当然のことながら、ねじ・ばね業界が存在する。

この、ねじ・ばね業界の情報を網羅した専門誌が、今回のニッポンニュースで取り上げる「金属産業新聞」だ。

ねじ・ばねは、それのみでエンド・ユーザーが喜んで購入するような物ではないため、ねじ・ばねの製造メーカーは、自動車メーカーや家電メーカーの下請け企業としてやっていることが多い。

ゆえに、普段我々の耳には、なかなかその社名や実績が届いてこないのだが、金属産業新聞は、そうした「縁の下の力持ち」的な企業を頻繁に取り上げている。

世間的には無名の企業でも、ねじ・ばねの品質にかけては超一流企業、ということはザラで、金属産業新聞の記事は、高難度品の量産技術を強化したねじメーカーを取り上げたり、メーカーの技術革新や新製品、海外進出などつぶさに報道しているのだ。

筆者のような素人からすると、ねじやばねの記事を誰がどのくらいの頻度で読むのか、新聞として成立するのか、といった疑問が湧いてくるのだが、ねじやばねは人間に例えると、細胞のようになくてはならない極小のエレメントであるから、実は金属産業新聞は結構読まれているのだ。

また、ねじやばねがないと、部品を組み立てて製品にすることができないため、ねじやばねメーカーの動向は極めて重要な関心事だ。

ばね

ねじ・ばねの軽量化や量産化、素材・強度の革新等のニュースをつぶさに追いかけていくことで、ねじ・ばね業界のみならず、製造業全体の動向や展望も把握できてくるのだ。

「ねじの日」の告知やオリジナルロゴの配布でねじをもっと身近な存在に

金属産業新聞社公式HPでは、業界のニュース記事以外にも、「ねじの日」の告知や、「ねじの日」オリジナルロゴの配布をしている。

本日からみたらすでに過ぎてしまったが、6月1日が、日本のねじ製造・販売業者で構成する唯一の全国団体「ねじ商工連盟」の制定した「ねじの日」(1975年7月6月1日)であり、ねじの重要性を広く認識してもらおうと、「ねじの日」ページを割いている。

ねじ・ばねの業界専門紙|金属産業新聞社|neji-bane.jp から引用
ねじ・ばねの業界専門紙|金属産業新聞社|neji-bane.jp から引用

無料でダウンロードできる「ねじの日」オリジナルロゴは自由に改変可能で、ウェブサイトや名刺、Tシャツのデザインに使用するなどOKだ。

最後に

ねじ・ばね自体、興味の対象になりにくい物であるから、ねじ・ばねの専門誌がそもそも存在しているとは思ってもみなかった、というのが正直な感想だ。

しかし、確かにねじ・ばねがなければ、工業製品は成立しないわけだから、ねじ・ばね不要の製品が出現しない限り、この先もずっとねじ・ばねの需要や重要性が低下することはないだろう。

新幹線等の高速移動に使われるねじ・ばねは振動に強く、また従来の構造のものではない、画期的な構造を採用しているねじを使用していることも多いため、ねじやばねは今後も技術革新を遂げる可能性も秘めていると思われる。

■ねじ・ばねの業界専門紙|金属産業新聞社|neji-bane.jp
http://www.neji-bane.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099