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貴方もその道のエキスパートになれる! ユニークな検定【連載:アキラの着目】

世の中には実に様々な検定が存在する。

ビジネス通訳検定や手話技能検定、情報処理技能検定、等々、実務でおおいに役立つ検定があるのはご承知のことかと。

しかし、これらの検定とは異なり、実務というよりは趣味に近い検定も存在する。

そういった検定が以下に紹介する検定だ。

1.おやつ検定

このおやつ検定は、「おやつ文化をより豊かなものにするために、正しくおやつ文化を先導していける人」を認定する検定とのこと。

おやつ検定に合格すると、その証として「おやつマスター名刺」が作れるのだそうだ。

おやつ検定を持っていると、近所のガキどもから一目置かれる存在になれるかもしれない。

■一般社団法人 日本おやつ協会 おやつ検定
http://oyatsu-daisuki.com/oyatsu-exam/

おやつのシフォンケーキとコーヒー

2.朗読検定

朗読会、朗読CD、Youtubeでの公開、朗読ボランティア、読み聞かせサークル、等々といった発表活動の多様化により、朗読人口は年々増えてきている現状があり、朗読や読み聞かせを上達することは、自分自身の長所と短所を知ることができるとのこと。

さらに朗読がもたらす効果として、学習に対する主体性を育んだり、集団の中でも臆することなく自分の思いを伝えることができたり、言葉を正確に理解する力や豊かに表現する力を高めたりできるのだそうだ。

自分の朗読力がどのくらいの水準なのか知りたい人や、表現力・理解力を高めたい人は、受けてみると良いかも。

■一般社団法人 日本朗読検定協会 朗読検定
http://www.roudokukentei.jp/about/roudoku.html

朗読

3.だし検定

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことは記憶に新しいが、その和食のベースとなり、我々日本人の食事を支えるのが、ご存知の通り「だし」だ。

だし検定とは、だしを美味しくとる方法から、各地域ごとのだしの材料や特徴、だしの歴史・文化・成分等についての知識についてどのくらい知っているかをはかるものだそうだ。

インスタントのだしに慣れ切って、飽きてしまい、本格的なだしによる調理を考えている人にはうってつけの検定だ。

■だし検定実行委員会 だし検定
http://www.kentei-uketsuke.com/dashi/about.html

だし取り用昆布

4.お好み焼き検定

元々関西圏を中心に食べられていたお好み焼きは、今や日本全国に広まり、知らない人はいないメジャーな食べ物になったが、さらにお好み焼きについて深く知ってもらうための検定なんだとか。

お好み焼き検定は、初級と上級に分かれ、初級合格者が上級検定を受けることができる。

関西以外の人が、このお好み焼き検定を持って自慢すると、関西の人から驚きの目で見られることは確実だ。

■にっぽんお好み焼き協会 お好み焼き検定
http://www.okonomiyaki-kentei.jp/

お好み焼き

5.銭湯検定

銭湯検定とは、銭湯の歴史や建築、雑学等、銭湯全般についての知識を問う検定とのこと。

最近でこそ鉄筋コンクリートのビルに入った銭湯も見受けられるが、昔ながらの銭湯というと、宮造り建築のような木造建築を思い浮かべる人も多いかと。

まさにそうした建築についての問題もあるのだそうだ。

ちなみにスーパー銭湯についての検定ではないので、念のため。

■日本銭湯文化協会 銭湯検定
http://sento.or.jp/

銭湯

6.夜景検定

夜景検定は、夜景が大好きな人、さらに夜景を楽しみたい人、観光業界への就職を目指す学生さん、行政・旅行代理店・展望台・ホテル・クルージング、交通等の観光業界に従事している人、等々、夜景について高い関心を持つ人であれば、誰でも受験可能とのこと。

夜景検定は、1級、2級、3級とあり、1級は2級合格者のみが受験できる。

バーのラウンジでブランデーグラス片手に夜景の蘊蓄を語るのは様になること間違いなしだ。

■社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー 夜景検定
http://yakeikentei.jp/

函館の夜景

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099