北海道弁をマスターして、北海道に行こう!【連載:アキラの着目】

日本狭しといえども、地域毎に方言やなまりが存在する。

この成立の理由には諸説あり、京言葉が、水面に石を投じて波紋が広がるごとく、徐々に地域に伝播し、地域に届いた頃には京言葉が進化しており、中央と地方の言葉の差異が生まれたこと、あるいは、かつて群雄割拠の時代があった日本において、隣国(今でいう隣接した都道府県)に情報を盗み取られないように各地域毎に独自の方言が発達したこと、等々がいわれている。

そうした様々な要因が挙げられる中、北海道だけは幕末-明治期以降に開拓された新開地のため、独自の方言がないかと思いきや、実は方言が存在するのだ。

北海道弁 標準語
こわい 疲れる、体がつらい・だるい
とうきび とうもろこし
ないち 本州
なげる 捨てる
なまら すごく
ねまる 座る
まかす (大量に)こぼす
~しょ ~でしょう

多少覚えてから北海道に行くと道民に思われ、観光客っぽく見られないかもしれない。

北海道

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099