過ぎてしまったが、昨日8月1日は日本の名作詞家・阿久悠さんの命日。
数々のヒット曲の作詞を手がけ、ある程度の年齢を超えた人ならば、その曲のタイトルを聴けば、すぐにその曲を口ずさめるくらい、どれもこれも一時期の曲は阿久悠さんの作詞ばかりだった。
今回は正直なところ選びきれないのだが、あえて3曲を選出してみた。
1.『狙い撃ち』山本リンダ
今では、高校野球でスタンドにいる各校の応援団ブラスバンドが、自校選手たちを応援・鼓舞するために『狙い撃ち』が使われることもしばしば。
今『狙い撃ち』を聴いても、歌詞・メロディとも全然古臭さを感じないのだから、良い曲はどの時代にも愛されるということだ。
冒頭歌詞の「うらら、うらら~」は斬新な出だしで、このインパクトのある歌詞のおかげ(せい!?)で、曲名を『うらら』だと思う人もたまにいたりするほどだ。
2.『ペッパー警部』ピンクレディー ※モーニング娘。カバー
ペッパー警部という、およそ日本ではない設定で書いた曲で、コミカルなダンスと軽快な曲調と異国的な設定が見事に融合し、当時のピンクレディー人気に火を点けたのは承知の通り。
しかし、ニッポンニュースではあえてピンクレディーではなく、以前も掲載したが、キレキレダンスが売りである「プラチナ期」のモーニング娘。がカバーした方の『ペッパー警部』を取り上げる。
3.『カサブランカダンディ』沢田研二
ダンディズムを語らせたら、阿久悠さんの右に出る人はいない。
そう思わせるくらいの歌詞も量産してきた阿久悠さん。
その代表作がこの『カサブランカダンディ』だろう。
阿久悠さんの歌詞は日本人以外の名前がよく出てくるが、この『カサブランカダンディ』にも「ボギー」という名の登場人物がお目見えする。
以上、FJ時事新聞「ニッポンニュース」担当が選出した阿久悠さんの手がけた名曲3選だ。
まだまだ、取り上げられないくらい、あまたの名曲が阿久悠さんには存在するので、気になる人はチェックしてみよう。