都会の真ん中や駅チカの農園・菜園で農作業【連載:アキラの着目】

狭い国土で、山林・山岳地帯を多く占める日本では、農耕地が圧倒的に少ない。

その上、カロリーベースの食料自給率は4割に満たなく、万が一の際には食糧が国民全員に行き渡らないのではということも危惧されている。

そんな状況の中、自分が穀物等を栽培していれば、とりあえずは食うに困らないのではないか、ということで家庭菜園を始める人もちらほら出てきた。

また、都心中心のライフスタイルから地方・農村でのライフスタイルへシフトする人たちも現れ始め、そうした人たちは農業従事者となって農業を支えるようになってきている。
野菜の収穫

しかし、都心を離れ、いわゆる田舎暮らしをしながら農業ができるかというと、様々な制約上、皆ができるものではない。

こうした背景を受けて、最近では都心や駅チカに農園や菜園ができ、会社帰りや休日に農作業をすることができるような環境が整い出した。

都心の真ん中にあるオフィスビルの屋上が農園となり、会社での勤務を終えると、屋上に向かい、服を着替え、農作業に勤しむことができるのだ。
まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!から引用

まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!から引用
まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!から引用

他にも、最寄駅で下車すると、もう駅チカに菜園があり、農作業をしてから帰宅することも可能だ。

旬の時期であれば、栽培した野菜等を引っこ抜いて、そのまま帰宅し、夕食の食材として活用することもできる。

人類は元々、土に触れてきた歴史の方が圧倒的に長いので、現代のようなアスファルトで固められた道路や、コンクリートのビルで囲まれた街にいると、潜在意識にある土に触れたいという欲求が表出するようになり、農園や菜園で土をいじりながらの農作業をしたがるのではないかと思われる。

田舎暮らしで農業をしたくてもできない人は、都会の真ん中の農園・菜園で農業してみてはいかがだろうか。

■まちなか菜園
https://www.machinaka-saien.jp/

■まちの畑|都心型農園!都市で畑!都会で菜園!
http://www.machinohatake.jp/

■都会の農園 | お台場の商業施設ダイバーシティ東京 プラザの都内最大級屋上菜園施設
http://www.city-farm.jp/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099