都バス一日乗車券で都心一周500円の旅【連載:アキラの着目】

地下鉄は便利だけど、外の景色を見ることができないし、いちいちエスカレーターやエレベーターで移動するのが面倒だし…。

そんなふうに思っている人にピッタリの移動手段は、やはり都バスだろう。

その都バスをさらに効率的に使えるアイテムが「都バス一日乗車券」、「都バスIC一日乗車券」だ。

「都バス一日乗車券」、「都バスIC一日乗車券」は、有効日一日の間であれば、何回でも都バスの乗り降りが自由で、乗車料金が加算されることもなく500円だけで済むので、頻繁に都内を移動する人や、観光する人にはもってこいのアイテムだ。

なので、「都バス一日乗車券」、「都バスIC一日乗車券」で都内のあちこちに行くことができ、上手く乗れば、たった500円で都心一周もできちゃうのだ。

この便利な「都バス一日乗車券」、「都バスIC一日乗車券」は、都バス営業所・支所、都バス定期券発売所、JTB(日本交通公社)支店、都バス車内で購入できる。

池袋から渋谷に行く場合、JR山手線や埼京線を使えば、もちろん速く到着できるのだが、所要時間を気にせずに、街の景色を丹念に観たい人、乗客の会話や様子を見聞きしたい人は、都バスに乗ることをおすすめする。

都バス路線図(みんくるガイド)

因みに都バスによる池袋-渋谷間の所要時間は、道路の混雑状況にもよるが、40分から1時間弱だ。

筆者は、今から15年くらい前にこの都バス一日乗車券で、まるまる一日都内をグルグル廻ってた。

池袋から都バス「池86」に乗車、渋谷を目指す。

終点の渋谷では都バス「都06」に乗り換え、次は新橋を目指すのだ。

この都バス「都06」の路線は、途中広尾や麻布十番、東京タワーを間近に見ることのできる赤羽橋、大門を通るので、渋谷から東京タワーや芝公園、増上寺へ観光する場合に最適だ。

また、新橋からさらに東方面を目指すことも可能で、都バス「業10」に乗れば、銀座交差点や歌舞伎座のある東銀座も通り、勝どきで左折し、もんじゃ焼き屋が密集する月島にも行ける。

ずっと都バス「業10」に乗っていれば、東京スカイツリーにも行けるので、東京の町並みを見ながら移動したい人はぜひこの都バス「業10」を覚えておくといい。

都バス路線図は、以下のサイトからダウンロードできるし、前述の都バス営業所・支所等でも無料配布されているので、目的地を決めずに都バス路線図を見ながら、気ままに降車してみたり、乗車してみたりするのも都バスの面白い乗り方だ。

■都バス一日乗車券 / 都バスIC一日乗車券
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/fare/otoku_bus_oneday.html

■都バス路線図(みんくるガイド)
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/map/

※料金は2018年1月30日現在のもの

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099