近年、水中遺跡についての内容の解明や保護の取組みが本格化している。
というのも、水中遺跡は陸上の遺跡と同様に地域の歴史や文化を深く理解するための貴重な文化財として位置づけられているからだ。
松浦市・鷹島神崎遺跡(国史跡)をはじめ多くの水中遺跡がある長崎県では、こうした貴重な文化財としての水中遺跡を将来に向けて保存し、地域に活かすことができる人材の確保と育成を急務と捉えている。
そのためには、長崎県内に存在する水中遺跡についての調査研究の活性化や、水中遺跡を通じての交流や関係人口の拡大、等々を目指しており、その一環として今年も「わくわく!!水中考古学体験講座 in 鷹島」を開講する。
令和3年度「わくわく!!水中考古学体験講座 in 鷹島」への参加を希望する人は、公式サイト「令和3年度「わくわく!!水中考古学体験講座 in 鷹島」の開催について (2021.07.05更新)」(http://www.nagasaki-maibun.jp/news3/news2.cgi?mode=view&no=449)右上より申込用紙データをダウンロードし、必要事項記入の上、松浦市立埋蔵文化財センターへ送付すること。
なお、令和3年度「わくわく!!水中考古学体験講座 in 鷹島」は、新型コロナウイルス感染症対策に十分配慮して実施される。
【令和3年度「わくわく!!水中考古学体験講座 in 鷹島」 詳細】
・開催日:令和3年8月23日(月)~25日(水)
・開催地:松浦市立鷹島公民館、松浦市立埋蔵文化財センター、鷹島海底遺跡
・主催:長崎県教育委員会
・共催:松浦市教育委員会
・対象:全国の自治体文化財担当者及び大学の考古学専攻生等
・定員:30人
・費用:参加費、送迎バス利用は無料。ただし、参加にかかる宿泊費、交通費、食費等は自己負担。
・内容:講義
池田榮史(國學院大学研究開発推進機構教授)
佐伯弘次(九州大学名誉教授)
藤井幸司(文化庁文化財第二課調査官)
樫村拓男(福岡県新宮町教育委員会社会教育課主査)
伊藤幸司((一財)大阪市文化財協会保存科学室長)
木村 淳(東海大学海洋学部准教授)
長崎県教育委員会
エクスカーション
鷹島海底遺跡見学
松浦市立埋蔵文化財センター保存処理施設の見学
陸上踏査
・応募:公式サイト「令和3年度「わくわく!!水中考古学体験講座 in 鷹島」の開催について (2021.07.05更新)」(http://www.nagasaki-maibun.jp/news3/news2.cgi?mode=view&no=449)右上より申込用紙データを入手し、必要事項を記入後、令和3年8月6日(金)までに松浦市立埋蔵文化財センターへ送付(先着順)
・備考:感染症拡大防止のため、内容を変更する場合あり
■令和3年度「わくわく!!水中考古学体験講座 in 鷹島」の開催について (2021.07.05更新) 長崎県埋蔵文化財センター|イベント情報
http://www.nagasaki-maibun.jp/news3/news2.cgi?mode=view&no=449