映画「シン・仮面ライダー」、2023年公開を目指す【連載:アキラの着目】

今年は仮面ライダー生誕50周年。

2年前より東京MXテレビで再放送が開始されたシリーズ第1作の「仮面ライダー」もつい先日に終了し、現在はシリーズ第2作「仮面ライダーV3」が再放送されている。

世間では結構、仮面ライダーが秘かな旬なのだ。

そんな仮面ライダー・ブームやノスタルジックさ等も相俟って、2023年公開を目標に映画「シン・仮面ライダー」が制作中だ。

【シン・仮面ライダー キャスト】

・監督:庵野秀明
・本郷猛/仮面ライダー:池松壮亮
・緑川ルリ子:浜辺美波

東映・白倉伸一郎氏曰く、映画「シン・仮面ライダー」の完成を仮面ライダー生誕50周年に合わせて公開するはずだったが、”コロナ禍でのドミノ現象”が起こった影響で、2023年の完成を目指すことになったのだそうだ。

「シン・仮面ライダー」は「全人類に向かって放つ作品です」とも白倉伸一郎氏は語り、日本のみならず世界に対しても影響を与え得る存在の仮面ライダーなのだと筆者は再認識したのだった。

ちなみに、タイトル冒頭に付く「シン」とは一体何を意味するものなのだろうか。

過去には「シン・ゴジラ」(2016年7月公開)、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」(2021年3月公開)、「シン・ウルトラマン」(2021年初夏公開)といった、タイトル冒頭に「シン」の付く作品があるが、いずれの作品も庵野秀明監督がメガホンを取ったもので、今回の「シン・仮面ライダー」もタイトル冒頭に「シン」が付いているのだが、庵野秀明監督によれば、「シン」に正解の意味はないとのこと。

実際に劇場で「シン・仮面ライダー」を観た1人1人が、様々な「シン」を思い浮かべてもらってOKとのことだ。

「新」、「真」、「震」、「神」、「深」、「心」、「信」、…。

「シン・仮面ライダー」を観賞しながら、自分の「シン」探しをするのも面白いかもしれない。

謎解きのような側面もある「シン・仮面ライダー」なのだが、現時点で公式サイトに公開されている「『シン・仮面ライダー』プロモーション映像 A」、「『シン・仮面ライダー』プロモーション映像 B」を観ると、1971年に放送されたシリーズ第1作の「仮面ライダー」をほぼ踏襲していることもインターネット上では話題となっている。

それをまたわかりやすく観ることができるように、有志が「『シン・仮面ライダー』vs『初代仮面ライダー』OP完全比較!」なるものをYouTubeにアップロードしている。

『シン・仮面ライダー』と『初代仮面ライダー』の間には50年という時間の開きがあるものの、1視聴者としてどちらが悪い、劣っているという評価を下すことはなかった。

『シン・仮面ライダー』も『初代仮面ライダー』もそれぞれの特徴や良さを持っており、決して失望するようなことは一切なかったのだ。

完成までにはまだ時間を要するものの、仮面ライダーはどの世代にも愛され続け、いつでも正義のヒーローであり続けられる存在だ。

『シン・仮面ライダー』公式サイト から引用
『シン・仮面ライダー』公式サイト から引用

 

■『シン・仮面ライダー』公式サイト
https://shin-kamen-rider.jp/

■『シン・仮面ライダー』プロモーション映像 A
https://www.youtube.com/watch?v=xdxFwUqKc-A&t=17s&ab_channel=東映映画チャンネル

■『シン・仮面ライダー』プロモーション映像 B
https://www.youtube.com/watch?v=R2Xi85vmSfc&ab_channel=東映映画チャンネル

■『シン・仮面ライダー』vs『初代仮面ライダー』OP完全比較!
https://www.youtube.com/watch?v=Wp0CxyVQDto&ab_channel=Jewel

■『シン・仮面ライダー』【公式】Witter @Shin_KR
https://twitter.com/shin_kr

 

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099