地元の足になっている路線バス。
東京で縦横無尽に走っている代表的な路線バスは都バスだが、当然利用客も多く、ちょっとそこまでという用事や感覚で乗るにはやや小回りが足りないかなという気がしないでもない。
そんなガッツリとバスに乗るほどではなく、ほんの先までしか乗らないんだよという人たちにピッタリなバスが「IKEBUS」だ。
池袋の主要スポットを繋ぐまちなか交流バスの「IKEBUS」は、2019年11月より運行が開始され、かなり話題を集めている。
というのも、お茶目でカワイイ外観なのに、車内の座席などはラグジュアリーな雰囲気を醸し出しているからだ。
SNS映えする車体や内装だから、若い人たちにも認知され始めている。
とはいえ、「IKEBUS」は見かけだけが素晴らしいのではない。
以下3つの点が魅力的なポイントとして挙げられよう。
1.池袋の街を2つのルートで
真っ赤なかわいいバス「IKEBUS」は、Aルート、Bルートの計2ルートで池袋の街や池袋の賑わいスポットを縦横に結ぶので、利便性が良いことがまず挙げられる。
2.人に優しいし、地球にも優しい
車椅子利用者にも利用されることを十分に考慮されており、車両後部には電動リフトが装備されている。
また、排ガスを出さない電気自動車だから、地球環境にも優しいバスなのだ。
3.池袋の街を、ゆったり走る
「IKEBUS」の最高速度は19km/hだから、車窓を眺めると、ゆったりとした池袋の街並みが流れてゆく。
それゆえに、従来の交通機関での素早い移動では見えてこなかった新しい発見があるかもしれない、という期待もあるのだ。
以上の他には、「IKEBUS」の貸切も魅力的だ。
時間に応じての貸切運行も実施しており、希望のコースで街のスポットを案内しながら豊島区内を走行したり、外国人向けガイドツアーや、宴会、結婚式、豊島区内の園児を乗せての近隣公園までの安全な移動、等々、多種多様な用途で「IKEBUS」を活用できるのもありがたく、新型コロナウイルス収束後に「IKEBUS」の貸切需要が増えそうだ。
【IKEBUSの仕様】
・乗車定員:22名
・全幅:2,105mm
・全長:5,165mm
・全高:2,710mm
・デザイン:ドーンデザイン研究所/水戸岡 鋭治 氏
・車両製作:株式会社シンクトゥギャザー
■IKEBUS|事業紹介|WILLER EXPRESS株式会社
https://www.willerexpress.co.jp/business/ikebus/
■イケちゃん(IKEBUS)【公式】twitter @IKEBUS1127
https://twitter.com/IKEBUS1127