メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(27歳)は現地時間10月3日(日本時間10月4日)に「1番・DH」で出場し、いきなり第1打席で右翼席中段に叩き込む46号先頭打者ホームランを放った。
ペレス(ロイヤルズ)とゲレロ(ブルージェイズ)のホームラン48本には2本及ばずリーグ3位の成績で今シーズンは幕を閉じ、日本選手初のホームラン王には残念ながらわずかに届かなかった。
だが、46号ホームランは、2000年に記録したトロイ・グラースの47本に次ぐチーム歴代単独2位の成績。
また、中継局BSウエストによれば、アメリカン・リーグ史上初の「45ホームラン、100打点、100得点、25盗塁」を大谷翔平選手は達成したとのこと。
この日の大谷翔平選手の打撃は、3打数1安打、2四球、2三振だったが、初回1打席目のホームランによりシーズン100打点の大台に乗せることもできた。
ちなみに、日本人選手による100打点達成は、で2007年ヤンキースの松井秀喜(同年まで4度達成)以来、14年ぶり2人目。
試合は、大谷翔平選手のホームランで主導権を握ったエンゼルスがそのまま7-3でシアトル・マリナーズを押し切り、プレーオフ進出に望みをかけたマリナーズを粉砕した。
大物には凡人にはあり得ぬ試練が待ち構えているからこそ、今年のホームラン王や、ベーブ・ルースの持つ「投手2桁勝利&ホームラン2桁本数」の記録を破ることができなかったのだと解釈したい。
来シーズンには必ずやこれらの記録を打ち破ってもらいたいと願う。