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大晦日のRIZIN.26で朝倉未来選手、弥益ドミネーター聡志選手を1R葬【連載:アキラの着目】

2021年もFJ時事新聞ニッポンニュースを宜しくお願い申し上げます。

2020年の大晦日を締めくくるようにさいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』。

その『Yogibo presents RIZIN.26』の第13試合で朝倉未来選手が元DEEPフェザー級(65.7kg)王者の弥益ドミネーター聡志選手を見事に1ラウンドKOに仕留めた。

偏差値70超えで大学院卒のインテリ会社員格闘家・弥益選手と、高い格闘IQの朝倉未来選手の対戦は、どちらが勝利に向けた正答をはじき出し、試合で実践するのかが注目された。

変則的なステップや構えで翻弄しつつ、朝倉未来選手の攻撃を巧みにかわす弥益選手だったが、その変則的な動きも、朝倉未来選手の解析により、次第に何らかの法則性が得られたのだろう、横っ腹にミドルキックが食い込むようになった。

それにより、弥益選手の意識が顔面から腹、足元に集中しだし、僅かの隙が生まれた瞬間を狙って、朝倉未来選手の左ストレートが弥益選手の顔面をとらえ、さらに立て続けに右ハイキックが綺麗に弥益選手の側頭部に入った。

元DEEPフェザー級(65.7kg)王者の弥益ドミネーター聡志選手(右)を見事に1ラウンドKOに仕留めた朝倉未来選手(左) RIZIN公式サイトから引用
元DEEPフェザー級(65.7kg)王者の弥益ドミネーター聡志選手(右)を見事に1ラウンドKOに仕留めた朝倉未来選手(左)
RIZIN公式サイトから引用

こうなると、弥益選手は崩れ落ちるしか成す術がない。

朝倉未来選手の見事な1RKO勝利となった。

試合後は「(前回のRIZINで対戦し、朝倉未来選手が負けてしまった)斎藤裕選手と早くリベンジマッチをしたい。正直、負ける気しない」と朝倉未来選手はコメントし、借りを返すことが最重要課題であることを明確にしたのだった。

これほどまでに2人の間に差があるとは思わなかっただけに、やはりキッチリ仕留めた朝倉未来選手の強さは別格だ。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099