「風呂敷便利」タグアーカイブ

使い終えればポケットに入る便利で綺麗な風呂敷【連載:アキラの着目】

昔の日本人が日常で頻繁に使っていたのが風呂敷だ。
風呂敷

昔は現在のようなオシャレな鞄やバッグなどがなかったので、風呂敷で物を包んで持ち運んでいたのだ。

風呂敷で物を包み、運んだり、届けたりした後は、風呂敷を畳んでポケットにしまい、手ぶらで帰ることができるのが、風呂敷の良いところ。

その上、風呂敷の絵柄にも所有者各人のこだわりがあり、オシャレな柄の風呂敷で包むと、中に包まれた物の価値が多少なりとも上昇し、さぞかし高級そうな物が包まれているように思われることもザラなのだ。

同じ物でも、スーパーのレジ袋と風呂敷とでは、どちらで相手にお土産を渡したら好印象になるかといったら、それは当然、レジ袋よりも風呂敷の方が良い印象を与えるに決まっている。

そんな便利でオシャレな風呂敷だが、現在ではかつてのように頻繁に日常で使われていない。

こんなにも便利でオシャレなのにもかかわらずだ。

現在、風呂敷が使われなくなった要因としては、風呂敷による包み方を熟知していないこともあるだろう。

そこで、近年においては「風呂敷 包み方教室」等で、風呂敷による様々な物の包み方がレクチャーされるようになった。

このような風呂敷による包み方を推進していたり、サポートしているのが、「風呂敷文化の復活」と「風呂敷の普及」を目的として掲げている日本風呂敷協会だ。

関東・関西・中部のブロック毎に「風呂敷 包み方教室」を開催し、日本風呂敷協会代表幹事である宮井株式会社のホームページには、様々な風呂敷の包み方が掲載されている。

日本風呂敷協会代表幹事である宮井株式会社のHPに掲載された様々な風呂敷の包み方 宮井株式会社HPから引用
日本風呂敷協会代表幹事である宮井株式会社のHPに掲載された様々な風呂敷の包み方 宮井株式会社HPから引用

四角い箱を包む以外に、ワインやペットボトルといった縦に細長い物でも風呂敷にかかれば、オシャレに持ち運ぶことが可能になるのだ。
風呂敷風呂敷

その独特の包み方や結び方には、昔の日本人の知恵が存分に織り込まれ、たかが布切れ1枚の風呂敷といえども、奥が深いことを認識させられる。

今年の夏は、ぜひ風呂敷を上手く使って、物を包み、持ち運ぼう!

■日本風呂敷協会
http://www.japan-furoshiki.jp/

■日本風呂敷協会 公式Facebook @japan.furoshiki
https://www.facebook.com/japan.furoshiki/

■日本風呂敷協会 公式Twitter @japan_furoshiki
https://twitter.com/japan_furoshiki

■風呂敷の知識|宮井株式会社
http://www.miyai-net.co.jp/furoshiki/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099