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50億円かけ、2020年3月までに全トイレ改修 ~成田空港~【連載:アキラの着目】

2020年の東京五輪・パラリンピック競技大会に向け、成田国際空港会社は、日本の空の玄関口として全ての利用者がストレスなく快適に空港を利用できるようにするため、3つの旅客ターミナルビルにある老朽化した客用トイレ全147ヵ所を「ユニバーサルデザイントイレ」に改修する工事に着手した。

「ユニバーサルデザイントイレ」とは、トイレの場所や男性用・女性用の区別を音声によって案内する「音声案内装置」や、緊急事態の発生を光によって伝達認識させることができる「フラッシュライト」、身体を支えやすくする「L型手すり」を設置したトイレだ。

個室は、従来の約1.5倍の広さで大きな手荷物を持ち込むことができ、着替えや化粧用に使う更衣台やパウダースペースも設置されている。

トイレ

すでに8月9日には、第2旅客ターミナルビルの到着ロビー等2ヵ所において、広い個室等を備えた「ユニバーサルデザイントイレ」が改修工事を終えて、使用可能になった。

今後も「ユニバーサルデザイントイレ」は、第1、2ビルの中で特に利用者の多い到着、出発ロビー等、計11ヵ所に設置する予定。

こうした最先端のトイレにすることで、空港利用者の利便性や快適性を追求し、日本が世界に誇る”トイレ文化”を海外に向け、積極的に発信していくとのこと。

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※写真はイメージです。

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099