よくちょっとした会話の中で「何茶が好き?」と訊かれたりすることがある。
「私は玄米茶!」、「私は麦茶!」、「私はやっぱ緑茶かな」などなど。
中には「私はほうじ茶!」という人もそれなりにいて、筆者もほうじ茶派だ。
ほうじ茶はその名の通り、緑茶を焙じたもので、香ばしい香りと味わいが引き立つお茶だ。
お茶屋さんの軒先でグルングルンとほうじ茶専門の焙煎機が回転し、道行く人の歩きを止めるくらい香ばしさが伝播するのだ。
焙煎機は大型の業務用ばかりなので、個人では手が届きにくいが、今回取り上げる焙煎機「小さな焙煎職人」ならば、少しは手が届くかもしれない。
この「小さな焙煎職人」、従来の業務用焙煎機とどこが異なるのかというと、日本初の陶器で造られた焙煎機なのだ。
熱源を選択でき、カセットコンロ式とプロパンガス式と用途に応じて仕様選択可能なのだ。
カセットコンロでもプロパンガスでも、どちらも家庭でまかなえる熱源なので、その場の使い勝手によってフレキシブルに対応できるのは便利だ。
ちなみにカセットボンベだと、電気ヒーター式よりもハイパワーだ。
陶器の強みとしては、遠赤外線効果をもたらす陶器製ドラムを採用しているので、常に均一した焙煎効果を得られ、茶葉の味をより一層深い味わいに引き立て、常に最高の味を賞味できるのが長所だ。
なお、「小さな焙煎職人」は電源がAC100Vを使用しているため、イベントや店頭、喫茶店にも容易に設置できるうえに、タイマー自動排出機能もあり、焙煎時間ミスが発生しないので、扱いやすい。
自宅や店舗で本格的な自家製ほうじ茶を作って飲みたい人には、おすすめの商品だ。
■小さな焙煎職人|株式会社 山益製作所
http://www.yamamasu.jp/index/product/product_new.html
■小さな焙煎職人 カタログ
http://www.yamamasu.jp/common/pdf/yamamasu_catalog06.pdf