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「100均物件」の空き家掲載サイト「空き家ゲートウェイ」【連載:アキラの着目】

世界中のタイニーハウスやモバイルハウスのメディア運営、動産活用による遊休地や暫定地の企画・開発を手がけるYADOKARI株式会社(神奈川県横浜市、以下YADOKARI)と、全ての人が空き家を楽しめるプラットフォーム「カリアゲJAPAN」を運営する株式会社あきやカンパニーが連携し、日本中の使われなくなった空き家物件を「100均物件」として掲載するサイトが今年7月に出現した。

そのサイトが「空き家ゲートウェイ」だ。

空き家ゲートウェイ公式HPから引用
空き家ゲートウェイ公式HPから引用

活用方法を創造し、サイト利用者とマッチングする、この「空き家ゲートウェイ」は、空き家を楽しく、ワクワクする存在へと変えていくプラットフォームとして企画され、期待されている。

それというのも、少子高齢化や地方における人口減少などの社会的要因により、空き家数の増加が社会問題となっており、この問題の解決が求められているからだ。

今年発表された「平成30年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)によれば、日本全国の空き家数は846万戸にまで上り、全国の住戸の13.6%を占め(過去最高)、2030年には空き家の数が約2000万戸にまで及ぶとの見方を示している。

そんな増加の一途をたどるガラクタの空き家だが、誰かにとってはガラクタでも、別の誰かにとっては宝物になる可能性を秘めているわけで、その彼らの橋渡しを「空き家ゲートウェイ」は担えるのだ。

また、マッチングのみならず、所有する空き家が100均物件として「空き家ゲートウェイ」に掲載可能かの判断を下す物件査定ページ「カンタンゲートウェイ」も併設されており、簡単なステップで実際に問い合わせ、掲載依頼まですることが可能だ。

田舎暮しを始めたい人や、住居に金銭を割きたくない人、その他空き家に興味のある人は、「空き家ゲートウェイ」にアクセスすべし。

■空き家ゲートウェイ|YADOKARI×カリアゲJAPAN
https://akiya-gateway.com/

FJ時事新聞
責任編集:拡輪 明-HS099