昨年より大物俳優や女優を起用したセンセーショナルなCMが話題となっているハ●キルーペ。
それゆえに、高額なギャラ(出演料)が1本1本のハ●キルーペの値段に上乗せされ、このメガネ型拡大鏡に手が出せないという年配の人もいたりする。
そもそも、自分用のメガネを作ると高くつくから、メガネ型拡大鏡でいいや、ということなのに、そこそこの値が付いているメガネ型拡大鏡だと購入に躊躇してしまうのも無理はない。
ましてや、1万円以内でメガネを誂えることができる現在ではなおさらだ。
そこでハ●キルーペに手が届かなかった(!?)方々のために今回のニッポンニュースで取り上げるのが、南池袋・東通り沿いにある「老眼めがね博物館」だ。
名称に博物館と付いていても、その正体は既製品の老眼鏡を扱っている店舗だ。
「老眼めがね博物館」は、かつてメガネの卸問屋だった倉庫を改装し、2009年から老眼鏡アウトレットとして「日本一安く、日本一大量に、日本一種類豊富で、日本一やさしく、日本一質素に」をモットーに営業しており、年間120,000人以上が訪れる。
驚くべき点は2つあり、まず1つ目は店舗そのもの。
店外も店内も隙間なく眼鏡で覆い尽くされ、さながら「眼鏡の館」というか、「眼鏡の城」というか、しばし見入ってしまうほど。
2つ目の驚きは、全ての眼鏡の安さ。
老眼鏡が48円~、遠近両用眼鏡は395円~、高級素材のチタンフレームは2,950円~、形状記憶合金を使った眼鏡は1,500円、また、めがねチェーンが38円、めがねスタンドは48円、サングラスは29円、等々、「0」が1つ2つ取れた価格なのだ。
なぜここまで老眼鏡等が安いのかというと、元々は在庫品や処分品、度数切れ、倒産品、JRの忘れ物等の眼鏡だったので、それらを安く大量に引き取ることで、売値を安く抑えることができるのだ。
そんな激安メガネの「老眼めがね博物館」を訪れると、以下の特典があり、どれか1つを選ぶことができる。
1.初来店の客には、記念に老眼鏡を無料進呈(年中実施・見学でも進呈)
2.UV加工のサングラス(白内障の人に人気)を無料進呈
3.小型精密ルーペ(財布・ポケットに入る大きさ)を無料進呈
たとえ、気に入った眼鏡に出会わなくとも、以上3つの特典のうち1つを選んで、確実に老眼鏡かサングラスかルーペをゲットできるのはうれしいことだ。
こうした販売やサービスだけでなく、「老眼めがね博物館」は社会貢献事業もしている。
忘れ物の老眼鏡や眼鏡工場・問屋から返品された老眼鏡をボランティア・スタッフの手で検査・修理・調整して再生し、世界の恵まれないお年寄りに寄付したりしているのだ。
こうなると、もはや冒頭で述べた「眼鏡の館」や「眼鏡の城」ではなく、「眼鏡の聖地」といってもいいだろう。
ハ●キルーペにまでは手が届かない年配の方や視力の補助が必要な方などは、ぜひ南池袋の「老眼めがね博物館」に行ってみよう。
【老眼めがね博物館 詳細情報】
・所在地:東京都豊島区南池袋3-16-9(ジュンク堂書店横、東通り入る150m右側)
・営業時間:10:30~19:00 水曜定休
・電話:03-3984-5652
■老眼めがね博物館
http://rougan-megane.sakura.ne.jp/
※商品や最新価格は、老眼めがね博物館に要確認のこと